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2022年こそは「朝時間」を充実させたい方へ! 毎朝、4時起きヨガ講師が取り入れる早起き対策4つ

「昔から、朝は苦手」「早起きだなんて、とんでもない」…だけど、「朝、充実した時間を送るのって何か良さそう」。そんなみなさんに、サクッと早起きをするための対策をご紹介します。

朝が苦手な方にとって、“早起き”というのは高~いハードル。その言葉を聞くだけで、憂鬱な気持ちになるという方も少なくないでしょう。

ですが、心の中では、ベッドから飛び起きてバタバタと身支度を整え、慌てて家を出る毎日に嫌気がさしているのでは? 2022年は、いつもよりちょっと早起きをして、ゆったりと余裕のある朝時間を過ごしてみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

では、早起きをするためには、どうしたら良いのでしょうか?

今回は、毎朝4時前には起きるヨガインストラクターの筆者が取り入れている“早起きのための対策”を紹介していきたいと思います。

早起き対策その①・・・夕食の時間と量に気をつける

まずは、早起き対策その1。

前日の夕食について。

よく、「寝る2~3時間前には食事を済ませましょう」と言いますが、これは胃の中に入った食べ物は、だいたい2~3時間ほど滞在する(消化に時間がかかる肉や揚げ物などは、4~5時間ほど)と言われているためです。つまりは、食べた物の消化が終わってから寝ましょう、ということ。

なぜなら、寝る直前に食事をしたり、お腹いっぱいになるまで食べたりすると、消化器に血液が集中して、臓器の修復の妨げになるだけでなく、睡眠の質も低下してしまうから。自分では眠って、休息を取ったつもりでも、消化器はフル稼働していますから、翌朝スッキリと起きられないなんてことにもつながるのです。

睡眠中は、胃腸もしっかりと休めて、翌朝の気持ち良い目覚めを促しましょう。

夕食を軽く済ませることで感じる朝の空腹感は、早起きの手助けにもなってくれますよ。

早起き対策その②・・・寝る前に股関節のストレッチをする

寝る前に、股関節のストレッチをするのもオススメです。

というのも、睡眠時には“寝返り”が何度も繰り返されますよね。寝返りは、寝ている間の体の骨や筋肉の位置を整えたり、布団の中の空気を循環させて体温を調整したりと、良い睡眠のために欠かせません。

そして、その寝返りを打つためには、股関節が使われるのです。

股関節は、上半身と下半身をつなぐ人体でもっとも大きな関節。その周辺にはさまざまな筋肉だけでなく、太い動脈・静脈・リンパも流れているため、ストレッチをしてあげることで、筋肉の緊張がほぐれ、下半身の血流が良くなることにも期待できるでしょう。ゆったりとした呼吸と一緒におこなえば、体だけでなく、心の緊張もほぐれてリラックス状態に。

寝る前の股関節ストレッチで、睡眠の質をグッと高めることが、翌朝の爽快な目覚めにつながります。

早起き対策その③・・・30分以上読書をする

夜は、スマートフォンを手に取って、SNSやネットニュースに没頭しがちなのでは?

ですが、みなさんご存じのように、スマートフォンの画面から発せられる光は眠気を弱らせ、脳を覚醒させてしまいます。

もし、寝る前に時間があるのなら、オススメは読書。

近年の研究によると、読書にはストレス解消効果があると言われているからです。それも、「本の世界に没頭しているとき」にストレス解消効果が発揮されるそうで、その目安が30分以上なのだとか。

もちろん、スマートフォンでの情報収集が悪いわけではありませんが、ときに心がざわついたり、疲れてしまったりもしますよね。それが、寝る前の時間に生じるのは避けたいところ。ネガティヴな考えごとが循環して、なかなか寝付けないなんてことにもなりかねません。

筆者も、以前はスマートフォンを見てから寝ていましたが、好きな本に没頭するようになってからのほうが、余計な考えごとが減り、格段に入眠しやすくなったと自覚しています。

早起き対策その④・・・起きる時間を揃える

寝る時間というのは、その日の予定や過ごし方によって揃えるのが難しいこともあります。

そこで気をつけたいのが、寝る時間のバラつきにつられて、起きる時間までもがバラバラになってしまうこと。体内時計が乱れ、ひいては「夜、眠れない」「朝、起きられない」といった睡眠と覚醒のリズムが乱れる恐れがでてきます。

もし、1日だけ早起きをしたいのであれば、そこまで難しいことではないのかもしれません。けれど、そうではなく、早起きを習慣化したいのであれば、質の良い睡眠を取るための工夫は不可欠です。そのためにも、なるべく決まった時間に起きて、朝日を浴びる…。この習慣を継続し、体内時計を整えてあげることがとても大切。

休日の寝だめも、普段の起床時間プラス2~3時間までとすると良いでしょう。

“早起き”が良いとは言っても、ライフスタイルや体質は人それぞれ。「絶対に!」というわけではありません。

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