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[15分で出来る]低カロリーで満足感あり!デトックス&疲労回復効果も「寒天梅ゼリー」

レシピ

5月下旬~6月上旬は梅の季節。昨年「お家時間」で梅シロップや梅酒作りをされた方も多いのではないでしょうか。「作ったもののそのまま残ってしまっている」「飲む以外に使い方がわからない」「夏にしか欲さない」などせっかく作った梅シロップがお家に眠っていませんか。今回は梅の持つ素晴らしい効能と梅シロップ活用法、「寒天」を使った簡単梅ゼリーレシピを、腸セラピストでvegan菓子 [素果子 | sugashi ] 店主でもある、半田葉子さんが解説します。

目次
1.梅の効能
2.梅シロップ活用法
3.簡単「寒天梅ゼリー」の作り方

1.梅の効能

梅干や梅酒など昔からの保存食として活用されている「梅」。梅の酸味は「クエン酸」と「リンゴ酸」からなるもので、私たちの身体にとても嬉しい効能がたくさんあることをご存知でしょうか。

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素果子|sugashi / instagram

クエン酸
・胃腸の働きを促進
・食欲増進
・タンパク質の消化を助ける
・血液の酸化を抑制・血液サラサラ・血栓予防・血流改善
・美肌効果
・ミネラル吸収促進・活性酸素の抑止・老化防止
・カルシウムや鉄などのミネラルの吸収を助ける

リンゴ酸
・乳酸の分解を促進・疲労回復・筋肉痛の防止
・体内の炎症を癒す・身体の痛み(線維筋痛症)の症状を抑える

酸の他にも梅は、他の果物に比べ、カリウムや鉄・ビタミンEを豊富に含んでいます。

梅は、「一日一個で医者いらず」と言われているリンゴと比べ、余分な塩分(ナトリウム)を排出させる作用や血圧を下げる栄養素であるカリウムが2倍、鉄は6倍、高い抗酸化作用のあるビタミンEは33倍もあるとも言われています。一般社団法人「梅研究会」より

一般社団法人「梅研究会」より

梅シロップには糖分が含まれているので過剰摂取は禁物ですが、これからの暑さや気温差の疲れ、健康維持には欠かせない魅力的な栄養素が詰まっている果物と言えるでしょう。

2.梅シロップ活用法

水や炭酸水で割って飲む以外にも、飲み物やお料理の酸味としての使用もおすすめです。

・白ワインに果物とシロップを加え、サングリア風に
・豆乳や牛乳に入れ、飲むヨーグルト風に
(牛乳にシロップを入れるとシロップの酸でとろみがつきます)
・自家製ドレッシングの「酢+砂糖」の代わりに
・キャロットラぺのビネガーの代わりに
・肉料理などの、はちみつや砂糖の甘味の代わりに

食べる以外にお料理の下処理にも活用できます。

・根菜類のアク抜きに小さじ1杯程の梅シロップを加えると、黒ずみを防いでくれます。・肉や魚に薄くのばしておくと臭み消しにもなり、タンパク質を分解し柔らかく仕上がります。それでも消費できないほどの梅シロップがあるという方には、簡単・美味しい、寒天梅ゼリーもおすすめです。

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yoko handa / instagram

3.簡単「寒天梅ゼリー」の作り方

寒天はカロリーもほぼゼロに近く、食物繊維も豊富で整腸作用もあるため、日常に取り入れたい食べ物のひとつ。小腹が空いた時やなにか甘いものが食べたい時、食欲が落ちている時にもおすすめのデザートです。
そのまま食べたり、細かくジュレのようにしてサラダにかけたり、果物や炭酸と混ぜてフルーツポンチのようにしていただいても美味しくお召し上がりいただけます。

材料
粉寒天…3g
梅シロップ…150g
水…500g

棒寒天の場合
棒寒天…8g
※軽く洗ってから手でちぎり、一晩浸水させてから使用します。

寒天ゼリーの作り方

1.火のついていない小鍋に寒天3gを入れる。※棒寒天の場合は「3」へ

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2.分量内の水を小鍋の底が埋まるくらい入れ、粉寒天がダマにならないように良く混ぜる。

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3.残りの水をすべて入れ、火をつける(中火)。

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4.なべ底に粉寒天がくっつかないように、ヘラで時々混ぜながら沸騰させる。

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