出費が多い家庭でも貯蓄できますか?
自分たちの家計に合った方法で、1000万円貯蓄を目指す限定企画「1000万円貯蓄塾」の3回目。今回も“塾生”として企画に参加してくれるロカリ読者のリアルな家計を、お金のプロに診断していただきました!
家計診断&コーチしてくれるのは・・・
迷える塾生たちの家計を診断&コーチしてくれるのは、ファイナンシャルプランナーの水谷明日香先生です。
塾生たちのライフスタイルや家族構成はさまざまですが、水谷先生のアドバイスには今日から真似したいマネーヒントがたくさん詰まっています。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
▼第1回目:1人目の塾生さん「前編」記事
▼第2回目:1人目の塾生さん「後編」記事
2人目の塾生さんは・・・
二世帯住宅を建てたサエさん(仮名)
「5年で1000万円貯めたい」
「1000万円貯蓄塾」2人目の塾生さんは、3歳のお子さんをもつサエさん。
昨年、二世帯住宅を建て、“サエさんのお母さん・弟さん世帯”と、“サエさん夫婦世帯”の5人で暮らしています。
今回の企画には「5年で1000万円貯めたい」と参加してくれましたが、「浪費が多く、どうしたらいいかわからない」と悩んでいる様子…!
☑ サエさんのプロフィール
▼家族構成/5人暮らし
・サエさん(33歳)
・夫(39歳)
・お子さん(3歳)
・サエさんのお母さん(63歳)
・サエさんの弟さん(30歳)
神奈川県/持ち家一戸建て(二世帯住宅)/車2台あり
まずはサエさんの家計簿を拝見!
車を2台所有しているサエさん。コロナが落ち着いてきたこともあって、外出の頻度が増えてガソリン代が増加。ガソリン代の値上がりも家計にひびいていると言います。
貯蓄の中身も細かく見ていきますよ〜
毎月貯蓄しているのは、お子さんの教育資金2万円(+児童手当1万5000円)。
サエさん夫婦の総貯蓄額は160万円(2022年5月時)。払い済みにしている保険料は、児童手当を加えて教育資金として用意したもの。
住居・水道光熱費はお母さんと折半
毎月13万円の住宅ローンと水道光熱費は、お母さんと折半しているサエさん。食費や日用品などは、サエさん夫婦が5人分の家計を支えているのだそう。ただし水道光熱費は、ざっくり計算のため実際の費用より少ない額をもらっている可能性も。
新居の外構工事を控えています
新居を建てたばかりの昨年は、ボーナスの大半を家電などに使っていたというサエさん。
外構工事が残ってるため、今年も大きな出費の予定が。こちらの費用もお母さんと折半しても約60万円ほどかかるそうです。