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「妊娠時に子育てが1番、仕事は2番と決めた」RIKACOさんに聞いた “子育てと自分に起きた変化”

エンタメ

身近に、素敵に歳を重ねている人はいますか? 一年に一度歳を重ねていくことを、ポジティブに捉えられるか、ネガティブな感情になるかで人生の満喫度は大きく変わってきます。最近は、素敵に年齢を重ねている方が増えたことで、歳をとる=ネガティブではなくなってきた印象をうけます。今回は、素敵に年齢を重ねている女性の代表格であるRIKACOさんに、ポジティブに年齢を重ねていける秘訣についてお話を聞きました。前編となる今回は、子育てを機に変化した気持ちについてのお話です。

――息子さんたちはすでに二十歳を過ぎて、今は子育てもひと段落といった感じですか?

私、いつになったら子育てが楽になるんだろうと思っていたんだけど、いくつになっても終わらないのよ(笑)。成長すると、その年代の悩みというのがあるということがわかったの。全てに手をかけてあげられていた小さな頃のほうが、私は子育てが楽だったかもしれない。言うことを聞いてくれて、そばにいてくれて、ちゃんと帰っておいでという時間に帰ってきて、いつも一緒にご飯を食べていた頃は平和だったなぁ、楽しかったなぁって思うんです。二十歳くらいになると、どんどん自我が芽生えていろいろ起きてくるし、言うことをもきかなくなるから(笑)。

――RIKACOさんは食に対してのこだわりも強いと思いますが、子育て中の食事で意識してきたことはなんですか?

私、食は家族の大切な絆を繋ぐと思っているんです。どんなにケンカしても、イライラしても、お母さんが作るごはんを食べたら「おいしい」って思うでしょ? 食で結ぶ愛ってあると思うから、私は簡単なものでも手作りが良いと思ってる。今は、何でも買える時代だけど、昔の人がよく言ったように、ちゃんと手をかけて食事を作るってすごく大事だなって。お米を研ぐ、野菜を切る、混ぜるとか、手をかけたことで味って本当に変わるんです。

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――オーガニックを取り入れた食生活をはじめたきっかけは?

私がオーガニックに目覚めたのは、妊娠して産婦人科の先生から、「バランスの良い食事をしなさい」と言われたことがきっかけなんです。バランスが良くて、体に良いものを食べるというヒントからオーガニック生活になっていったんだけど、そこで自分の考え方が変わって、子育ても変わったんです。“食育”ってよく言うけど、大事にしてほしいのは子どもの食育の前に、ママ自身の食育をしっかり摂ること。自分が食に対してどういう意識を持っているかで子育ては変わってくると思うし、それも自分の気づきになるんです。

RIKACOさんの魅力が伝わってくるお話をたくさん聞くことができました。後編では、自分らしく生きることの素晴らしさについてのお話です。お楽しみに。

※後編は6月27日(月)6:15に公開予定です。

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