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環境変化の時期は要注意[ストレスに弱い人に伝えたい]精神科医が教える、メンタルを強くする対策3選

精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。

こんにちは!精神科医しょうです!今年度も終わりが近づいてきましたね。4月から新社会人になる、また新生活が始まるという方も多いのではないでしょうか? 就職や引っ越しといった環境の変化は大きく、その変化にストレスや不安を感じる人もとても多いと思います。

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そのため今回は

「新しい生活が始まるけど、不安を感じている...」
「環境の変化に弱い事を自覚しているし、新生活にストレスを感じている...」

こんなストレスが少しでも解消されるような、オススメの対策を3つ紹介しますね。さっそく結論から伝えるとその対策とは次の3つになります。

1 瞑想
2 ジャーナリング
3 リフレーミング

ではそれぞれ深掘りしていきましょう。

1 瞑想

瞑想には、「不安感の解消やストレスの軽減」といった効果があり、新生活に不安やストレスを感じている人の強い見方になってくれる対策だと言えます。特に新生活では分からない事も多く、将来の事を考えすぎて不安になってしまうという方も多いと思います。そんな時でも瞑想をすることで今に集中して、将来の余計な不安やストレスを減らしてくれるのです。

やり方は色々ありますが、

①静かな環境であぐらをかいて座り、目をつむる

あぐら

②5秒間、息を吸い10秒かけて息を吐く(呼吸のみに意識)
③この流れを10分続ける

このやり方が簡単でオススメです♪10分と短い時間でできるため、ぜひ瞑想を習慣化して不安やストレスから自分を守りましょう!

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2 ジャーナリング

ジャーナリングとは、頭に浮かんだことを書き出すというとてもシンプルな方法で、「書く瞑想」とも言われています。このジャーナリングには「モヤモヤした自分の気持ちを整理してくれる」「自分を客観視し冷静になれる」などの効果があります。

新生活では新しい経験することも多く、なかなか上手くできなかったり、今まで以上に気持ちが動揺する場面も多いかと思います。そんな時にはこのジャーナリングを行って、少しの時間でも良いので自分と向き合う時間を作ってみましょう。きっと冷静さを取り戻す事ができ、不安な気持ちが軽減されると思います。

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3 リフレーミング

リフレーミングとは一言で言うと「捉え直す」という意味です。言葉を捉え直して、元の言葉の持つイメージを変えることができるのです。そうして違う視点で捉えることで、ポジティブな解釈をすることができるようになります。

例えば、新入社員として仕事を始めたばっかりだと、ミスをしてしまう、先輩や上司から怒られるなんてこともありますよね。そんなネガティブな気持ちになってしまいそうな時に、

「ミスをしてしまった」→「ミスをすることは成長の証」「このミスを次に活かそう」
「先輩や上司に怒られた、辛いなあ」→「でも怒る方もエネルギーが必要だし、自分のために言ってくれたのかも」

このようにリフレーミングを行ってみましょう。初めのうちはなかなか難しいかも知れませんが、続けることで効果を実感できるようになるはずです。

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まとめ

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