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アーユルヴェーダ的花粉症対策|今日から取り入れるべき食と生活の知恵

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。今回のテーマは「花粉症対策」。

HIKARU

ライフスタイル

「やっと寒さから解放された」とホッとする間もなくやって来る、次なる課題は花粉症です。花粉症になっていない人でも、誰にとっても春はなかなか目覚めがスッキリしない、体が重くだるく感じやすい季節でもあります。日常の中のちょっとした工夫で花粉症対策にもつながる、今日から始められる春の季節の過ごし方を紹介します。

花粉症対策1.食事の調整|体を温める、消化にいい食材を摂ろう

まずは食事の調整から。甘いもの、ヨーグルト、チーズ、バナナ、アボガド、ナッツ類、納豆、ネバネバ食品。これらのものは消化が難しく、分泌性があり経路を閉塞させやすく、呼吸器に不調が出る可能性のあるものです。この時期はなるべく控えましょう。元気な時ならば栄養価が高く、滋養をもたらす食材ですが、呼吸器に問題がある時には消化の力が及ばずに、逆に不調に繋がってしまうのです。どんなに素晴らしい材料であっても消化できなければ体にとっては負担になるだけです。症状のひどい時には食材だけでなく、どの季節にも共通の“腹八分目”をしっかり守るのもとても有効です。

春はカパの影響を受けやすい時期

春は「カパ」というエネルギーが優勢になる季節だとアーユルヴェーダでは考えられていて、カパの影響を受けやすい時期です。カパには「重性、停滞性、粘着性、冷性」という主な性質があり、体がだるく重くなりやすいのは重性によるもの、ベッドからなかなか起き出せないのは停滞性から、鼻水や咳、痰が絡まるのは粘着性によるものです。そして、冷えやすい性質でもあるために、体が冷えることも良くないのです。まだまだ温かい食事や飲み物がオススメです。生姜やブラックペッパーなどをはじめとする薬味は消化を促進させますし、ピリ辛程度の辛味はカパの鎮静に繋がりますので料理に合わせて利用してください。また、春野菜と聞くと苦味の強いものが多いのを思い出しませんか?実は苦味もカパを鎮めます。自然界はうまく出来てきていますね。その土地でとれた旬の野菜や果物はその時期に食するべきのです。菜の花などの葉物の野菜には苦味がありますので、お浸しや炒め物、スープに入れて美味しくいただいてください。

アーユルヴェーダ

甘いものは基本的に控えるべきなのですが、生ハチミツだけは特別な作用を持つので逆にオススメです。鼻水や咳、痰が絡む時には、生ハチミツにブラックペッパーを少量ふりかけて少し練ってから舐めてみてください(ただし、ハチミツは生であること。加熱をしてしまうと未消化物となってしまい、体に毒素を溜めてしまう可能性もあるので注意が必要です)。

花粉症対策2.日常的な運動で消化力&免疫力を養おう

生活面では、日に日に暖かくなって来てはいますが、油断は禁物。ゴールデンウィーク前までは、日中荷物になるかもしれませんが、軽いダウンジャケットなどで調節しましょう。
また運動をしっかりすることも大切です。日常的に行う運動で体力だけでなく、消化力や免疫力を養います。発汗し、心拍数が適度に上がり、その運動をした後にお水が飲みたくなる程度を目安に行ってください。花粉を気にすることなく室内でできるヨガのポーズの練習はもってこいですね。リラックス系というよりは、太陽礼拝のような全身をダイナミックに動かすポーズが、鼻詰まりや気だるさを解消することでしょう。全身を支える土台となる、脚を強く使える立位のポーズは全てオススメですが、脇の下には鼻の通りをよくするツボがあるので、体側を伸ばすポーズ、ウッティタ・パールシュヴァコナーサナは有効活用できそうです。浄化の呼吸法のカパラバティ・プラーナヤーマも鼻の粘液を取り除くだけでなく、頭がスッキリして来て、やる気も出てくることでしょう。前向きな1日をスタートさせるためにも、午前中の練習が最適です!

太陽礼拝
ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ
カパラバティ・プラーナヤーマ
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