2018年に突如訪れたシビ辛ブームは、今年になっても引き続き継続中。そんなシビ辛を語るのに欠かせないのが花椒です。カルディでは花椒塩がジワジワと人気を集めています。シビ辛好きの筆者が試してみたところ、思った以上の刺激だったのでレポートします!
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カルディの「花椒塩」がシビ辛ブームを後押し!
アジアの珍しい調味料の品ぞろえがピカイチなカルディ。そんな豊富なラインナップから今回ご紹介するのが「花椒塩(かしょうえん)」です。
昨今のシビ辛ブームで、あらためて注目されている花椒をたっぷりと使った花椒塩。シビ辛の魅力に取りつかれた筆者が、その味とアレンジレシピをご紹介します。
そもそも「花椒」とは…?
花椒(かしょう)は、中国語読みのホワジャンとよばれることもあり、ミカン科サンショウ属の植物の実のことを指します。主な産地は四川省、河北省、河南省などで、2~3ミリほどの粒を乾燥させてから粉砕してスパイスとして使用します。見た目はしわが寄ったピンクペッパーのようですね。
うなぎにかける山椒とは香りも痺れる感覚も異なり、わかりやすいところでは四川風麻婆の味の決め手として使われています。
独特の香りと刺激的な味わいが、一度食べるとやみつきになるスパイスです。
ひと振りで痺れる!インパクト絶大な「花椒塩」
「花椒塩」248円(税込)
まず驚いたのは、その香り。蓋を開けた途端、刺激的な香りが鼻を突きます。
刺激は強めですが、ずっと嗅いでいたくなるいい香り……。ご飯が進みそうな、食欲を刺激する香りです。ただ、急ににおいを嗅ぐとくしゃみが出そうになるのでご注意を。
花椒塩自体は、味塩こしょうを濃い目にした感じでしょうか。塩の粒子も相当細かくなっていて、胡椒や花椒となじんでサラッとしています。
舐めた瞬間、舌先にするどい痺れを感じます。ジリジリとくる花椒独特のしびれ、かなり強めです。そのあとから胡椒のほのかな香りと、塩気が追いかけてくるイメージ。
胡椒もそこそこ刺激があるスパイスの部類に入りますが、胡椒の香りと風味をやさしいと感じてしまうほど、花椒のインパクトが強い。
においを嗅いでいるうちに、食欲が刺激されてお腹が空いてきました。さっそく花椒を使ったレシピをご紹介します。
揚げたてのから揚げとベストマッチ!
まずは相性がいいと噂のから揚げで試食。揚げたてのから揚げに花椒塩をちょんちょんとつけて……。
シンプルな味わいのから揚げが、花椒塩で一気にスパイシーに変身しました。鶏肉のジューシーな味わいに、花椒の風味がよく合います。これはお酒も進むし、ごはんのおかずとしても150点です。
花椒塩は塩分が含まれているので、つけるのはごく少量で充分。あまりつけすぎるとしょっぱくなるので注意してくださいね。
いつものスープにひと振り…♪
もっと手軽に楽しみたいなら、みそ汁やスープにひと振りしてみてください。
温かいスープに花椒塩を振り入れると、湯気にのって花椒のいい香りが漂います♪ 寒い時期に身体のなかからポカポカ温まるような、即席花椒スープの完成です。
その刺激を知ったら後戻りできない…!
から揚げやスープだけでなく、炒め物や餃子のたねにプラスしてもおいしそうなカルディの「花椒塩」。
シビ辛好きもそうでない方も、料理にひと振りするだけで手軽に使えるので、刺激が欲しくなったらぜひ試してほしい調味料です。一度試すと、引き返せない魅力が詰まっていますよ。