この時季は「節約鍋」で家計を守る
はやい・おいしい・節約〜!
何かと物入りの春。新生活を迎えるにあたって、家計管理も気を引き締めたいところ。
「わが家の台所事情アンケート」によると、昨年からの物価上昇で、なんと1世帯あたり平均 8,043 円も上昇しているという結果が。最も家計への影響があったのは「食費」でした。
そこで、寒い季節の大定番料理“鍋”で身も懐も温まる、カンタン節約ポイントをご紹介します。さらに、時短でもおいしい節約鍋を作りたい方向けにおすすめのレシピを3つ、併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
出典:住友生命保険相互会社「わが家の台所事情アンケート」
『節約鍋』の抑えるべき3つのポイント
① 食材はまとめ買いで冷凍保存!
節約といえば、「まとめ買い」が効果的です。たとえば、鍋常連野菜の「白菜」は、カットされたものより1玉買うほうがお得なことも。さらに、旬野菜は比較的安く手に入りやすいので、旬の時期にまとめ買いをして使わない分は冷凍保存し、都度使うことがポイントです!
② 余っている食材を使う!
「残りのもの野菜を使い切れる」ことも鍋の魅力のひとつです。冷蔵・冷凍室で眠ってしまう食材を鍋に入れてしまえば、食材の無駄が無くなり節約へとつながります。レシピ食材にこだわらず、余った食材や家にある食材でも相性が良ければ OK!冷蔵室の整理にもなり一石二鳥です。
③ 市販の鍋つゆ不要じゃなく、家にある調味料を使う!
わざわざ鍋つゆを買わなくても、家にある調味料でパパっと手軽に充分おいしい鍋つゆを作ることができます。つゆの素が中途半端に余ってしまったり、逆に足りなくなるなどの困り事も解決。家庭にある身近な調味料で定番鍋や変わり種鍋も楽しめます。
「冷凍貯金」で使い回す!定番鍋食材の保存術
肉や野菜を冷凍してストックすることで、節約になるんです。そんないいことだらけの「冷凍貯金」術をご紹介。「冷凍貯金」で年間約11万円も節約にもつながりますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
■白菜
1. 生のままざく切りにし、ジップロック®フリーザーバッグに入れ、なるべく空気を抜いて ジッパーを閉め、冷凍保存。
使うとき:凍ったまま調理が基本。凍ったままだしやスープに入れ、3分ほど煮ればOK!
■薄切り肉
⒈ 1 回に使う枚数を、なるべく重ならないようにして、サランラップ®でぴったり包みます。
⒉ ジップロック®フリーザーバッグに入れ、なるべく空気を抜き、ジッパーをしっかり閉めて冷凍保存。※何度かに分けて使う場合は、使いやすい量ずつラップで包むのがおすすめです。
使うとき:冷蔵室でゆっくり自然解凍してから、お鍋にイン。
■きのこ類
⒈石づきをとって、使いやすい大きさに切るか、ほぐしてジップロック®フリーザーバッグに入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
⒉いろいろな種類を組み合わせてもOK。
使うとき:凍ったまま使ってOK!
15分以内、家の調味料でOK!節約鍋レシピ3選
①鶏挽き肉と白菜の無限鍋
調理時間 15 分
<材料(1 人分)>
鶏挽き肉········································ 200g
白菜············································· 1/8 個(300g)
(a)液みそ 料亭の味··························· 大さじ 2
(a)水 ··········································· 220cc
(a)ごま油 ······································· 大さじ 1
(a)黒こしょう···································· 適量
<作り方>
① 白菜の白い茎の部分は幅 2cm に、葉の部分は幅 5cm に切る。
② 一人用鍋に(a)を入れて混ぜ合わせて火にかける。
鶏挽き肉をぎゅっと固めて空気を抜いてから食べやすい大きさにちぎって加え、白菜を加える。
③ アクを取り除きながら煮込み、全体に程よく火が通ったらごま油を回しかけ、黒こしょうを振る。