お酢と玉ねぎで作る「酢玉ねぎ」をご存知でしょうか? 身近な材料で作れる酢玉ねぎですが、実はとっても体に良くてダイエットにも嬉しい食べ物なんですよ。こちらの記事では、基本の酢玉ねぎの作り方をはじめ、人気のアレンジレシピも5つご紹介します!
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酢玉ねぎとは?
「お酢」と「玉ねぎ」をあわせてつくったものを酢玉ねぎと言います。これを密封容器に入れておくと2週間ほど冷蔵庫で日持ちするので、常備菜としても活躍しますよ。
酢玉ねぎは冷蔵庫から出してそのまま盛ってもよし、お刺身にのせてカルパッチョ、麺類の上に薬味のようにトッピングするのもよし。もちろんドレッシングの代わりにもなってしまいますよ!
酢玉ねぎが持つ健康効果
玉ねぎで血液サラサラ効果
「玉ねぎを食べると血液がサラサラになる」というのは、よく知られていることですよね。これは、科学的にも証明されています。動物を用いた実験によると、玉ねぎを16週間に渡って投与した場合、血中のコレステロールが下がり、値が正常になったと報告されているんです。(※1)
あくまで摂取し続けた場合なので、効果を実感したいのであればきちんと長く続けることが大切ですよ。
ダイエットにも嬉しい働き
お酢に含まれるクエン酸は、エネルギーを作る工場「クエン酸回路」を活性化させる働きがあり、糖質や脂質などの素早い代謝につながります。(※2)このことにより、内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積しにくくなるんです。
また、大さじ1杯のお酢を継続的に摂取することで、内臓脂肪や血中の中性脂肪が減るということが実験により明らかになっています。(※3)大さじ1杯なら、無理なく取り入れられそうですよね。
さらに、玉ねぎに含まれるオリゴ糖には、腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。善玉菌の増加は、便秘対策やコレステロールの低下につながるので、ダイエットに効果的ですね。(※4)お酢と玉ねぎ、ダブルの効果でダイエットをサポートしてくれるのが、酢玉ねぎの嬉しいポイントなんですよ。
基本の酢玉ねぎの作り方
酢玉ねぎの作り方はとっても簡単で、カットした玉ねぎを空気にさらして、特製はちみつ酢に漬け込むだけ。はちみつを加えてあるので酸味もまろやかなっていますよ。たっぷり作って3日も経てば、いろんな料理に使える酢玉ねぎの完成です!
お酢を変えればアレンジ自在!
酢玉ねぎに使うお酢は、リンゴ酢、米酢、黒酢などお好みのものでOK!バルサミコ酢などの果実酢などを使えば酸味はまろやかに、甘みのある香りをプラスできますよ。
また、玉ねぎはスライスでもみじん切りでも、料理に使いやすい切り方にカットしましょう。玉ねぎは厚く切ると、漬け込みに時間がかかるので薄めのスライスがおすすめです。
使い方いろいろ。酢玉ねぎの人気アレンジレシピ5選
1. 酢玉ねぎでトマトのマリネ
トマトの酸味と酢玉ねぎの酸味は、間違いなく相性抜群!きゅうりも加えて、色あざやかに仕上げたら、きれいなガラスの器に盛りつけましょう。ホームパーティーなどのおもてなし料理にもおすすめ。
2. 酢玉ねぎとわかめとかいわれのサラダ
酢玉ねぎにわかめ、かいわれを入れて作る和え物のレシピです。さっぱりな食べ応えで、具材はどれもヘルシーなものばかり。簡単にできるので、小腹が空いたときやダイエット中の方にもおすすめです。
3. 手羽中と酢玉ねぎの煮物
生姜の香りを移した手羽中と味の染み込んだ酢玉ねぎで作る、さっぱりとした味わいのひと品。煮汁には黒酢とみりんを使って、コク深い味わいに。毎日の献立に取り入れやすい、素朴な味わいのひと品です。