2019年9月27日(金)、日本橋エリアに「コレド室町テラス」が誕生します。そのメインテナントとして日本に初上陸するのが、台湾発の大人気ライフスタイル&ブックストア『誠品生活』です。6月11日(火)に行われた先行体験会の様子と共に、大注目の9店舗のブランドの魅力をご紹介します。
macaroni編集部レポート
2019秋、待望の誠品生活が日本橋にオープン!
2019年9月27日(金)、日本橋室町三井タワーの地下1階・1階・2階に、3フロア構成でオープンする「コレド室町テラス」。
なんといっても最大の見所はメインテナントとなる「誠品生活日本橋」! 台湾を中心に、香港や中国も合わせて49店舗出店しており、 “世界でもっともクールな百貨店14” や “アジアでもっとも優れた書店” にも選ばれるほどです。
誠品生活は「Books, and Everything in Between.(本とくらしの間に)」をコンセプトに、書籍や雑貨、食料品などを提供している、文化情報発信拠点。日本でいうと “蔦屋書店” がイメージに近いでしょう。
「誠品生活日本橋」の全容を解説
「誠品生活日本橋」のコンセプトは『くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド』。
書籍ゾーンである「誠品書店」、「文具ゾーン」、「セレクト物販・ワークショップゾーン」、「レストラン・食物販ゾーン」の4つのゾーンに分かれています。
独自のセレクトによる書籍が並び、これまで台湾でしか買えなかったブランドの商品が買えるだけでなく、注目すべきは “体験型イベント” が豊富なところ。トークセッションや音楽イベント、アート展の開催など、いつ訪れても新しいカルチャーに触れることができるんです!
この記事では、2018年12月に台湾の誠品生活に足を運んできたばかりの台湾大好き筆者が、6/11におこなわれた先行体験会の様子をレポート! 併設されるクッキングスタジオと、大注目の9ブランドをご紹介します。
買って学べる!誠品生活市集とクッキングスタジオ
誠品生活市集内の「クッキングスタジオ」イメージ図
料理好きにとって最大の見所は、食物販ゾーン「誠品生活市集」内に設置されるクッキングスタジオ。さまざまな料理家やシェフによる “食のワークショップ” が開催される予定なんだとか。
本場の味が直接学べるのはかなり貴重。食卓に台湾の味が並ぶ日はそう遠くないですね……!
もちろん、こだわりの食料品やキッチン雑貨も発売されます。まだどの商品が店頭に並ぶかは決まっていないようですが、きっと、あれもこれも欲しくなってしまうはず……。
藁で作られた鍋敷きや、台湾製のお鍋にやかん。どれもシンプルだけれどちょっとレトロで、“癖はないけど味がある” のが素敵。日本の暮らしにもすっと馴染んでくれそうです。
食料品の試食で並んでいたグリーンピースのお菓子。塩気がしっかりと効いていてビールが止まらなくなることまちがいなし。小袋包装なのでみんなで分けやすくていいですね。
左側のお皿の上に乗っている丸いお菓子は、タピオカをチョコレートでまとってある小袋のキャンディサイズのお菓子。いつでも大好きなタピオカが食べられるなんて、これはもう会社のデスクに欠かせません。
誠品生活で日本初上陸!注目の台湾老舗フード
1. グォユェンイー(お菓子)
続いて注目の各ブランドをご紹介。「郭元益(グォユェンイー)」は、台湾で知らない人はいないほどの老舗食品企業です。
写真のギフトセットは、ブランド設立150周年を記念して作られたもので、色とりどりのらくがんを詰め合わせしたもの。単品でも購入することができる、『ピーナッツらくがん』は、驚くほどしっとり! 日本のらくがんとは違ってバターを使用しているんだとか。口の中で溶けながら、ピーナッツのたまらなく良い香りが広がります……。
『ミニパイナップルカスタドお菓子』と書かれたこちらのお菓子は、あのパイナップルケーキの進化版のようなお菓子。濃厚なパイナップルのジャムをパイで包んだお菓子です。
27層に重ねられたパイは、なんとすべて手織り作業で作られているそう。中のジャムは甘みが強くて濃厚。口に入れると、サクサクっと繊細にくずれていきながらしっとりした中身と合わさって、一体感が生まれます。これまで食べてきたパイナップルケーキとは正直別物です。
グォユェンイーのお菓子は祖母の家に持っていきたくなるような素朴なおいしさで、台湾フードのレベルの高さに早くも感激!