カルディに行くと、ついついストックを買ってしまうのが「トマト缶」。安定したおいしさでパスタや煮込み料理など幅広い用途に使え、長年愛されてきました。なぜ、こんなにも愛されるのか解明しつつ、トマト缶を使ったアレンジレシピをご紹介します!
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ストックの定番!カルディ「トマト缶」
コーヒー豆からワインまで幅広い商品点数を誇るカルディ。誰にでもひとつやふたつは「行くとかならず買っちゃうんだよね!」というお気に入りアイテムがありますよね。
なかでも、多くのファンから長年愛されているアイテムが「トマト缶」ではないでしょうか。なんと、カルディの数あるアイテムの中でも、長年売り上げトップを独走中なんだとか。
たかがトマト缶、されどトマト缶!ということで、その魅力に迫ってみました。
正式名は「ラ・プレッツィオーザ ダイストマト缶」
「ラ・プレッツィオーザ ダイストマト缶」98円(税込)
「いつものアレ!」くらいの感覚で買っている方のために、あらためて正式名称を記しておきましょう。正しい商品名は「ラ・プレッツィオーザ ダイストマト缶」。ちょっと長いので、記事中ではトマト缶と呼びますね。
生まれは、トマト料理が豊富なイタリア・ナポリ。選ばれし完熟トマトだけを使い、丁寧に丁寧に加工。「このトマトを食べてほしい」というイタリアのトマト農家のプライドが、1缶ごとに詰まっています。
ラ・プレッツィオーザが出しているトマト缶は、ダイスとホールの2種類。筆者はダイスカット派ですが、皆さんはどっち派でしょう?形状は違っても、味は一緒なのでご心配には及びません。値段はいずれも税込98円と破格。この安さも人気のヒミツです。
缶にもおいしさの秘密が…!
じつは、何気なく開けていたこの缶にも秘密が隠されています。水煮状態とはいえ、生ものであるトマトソースは、鮮度が肝心。加工から時間が経過しても、できたてのおいしさをキープするため、缶には特別なコーティングが施されてるんです。
その品質管理のたまものといえるのが、この美しい赤。完熟したトマトそのものの色合いが、畑とキッチンで同じ状態に保てるのはまさに奇跡ともいえます。
ご存知かもしれませんが、水煮のトマトは日本で食べる生のトマトとは品種がまったく異なります。みずみずしくジューシーな日本のトマトに対し、イタリアをはじめとするヨーロッパのトマトは細長く、味が濃いのが特徴。
甘みと酸味のバランスがいいトマトだからこそ、トマトソースやカレー、ハヤシライスをよりおいしく仕上げてくれるのです。
「生で食べてもおいしい」はホント!?
公式ホームページで謳われているのが「カルディのトマト缶はそのままでもおいしい!」ということ。オリーブオイルと塩を組み合わせるだけでも、おいしいトマトを使っているからだそう。せっかくなので試してみると……たしかにおいしい!とにかくトマトの味が濃く、煮詰めたのかと思うほど濃厚です。
とはいえ、トマト好きの筆者はそこまで気になりませんでしたが、トマト特有の青臭さは少なからずある様子。100%のトマトジュースが固形になったイメージです。
アウトドアなどで生のトマトの代わりにサルサを作ったり、デザートに使うなど、時短テクニックとしては活用できそうです!
トマト缶をもっと活用しよう
1. トマト缶でスイートトマトゼリー
ころんとかわいい真っ赤なゼリーは、実はトマトからできています。トマトにりんごジュースをプラスして、寒天で固めた美容にも健康にもうれしいベジおやつは、ほっこりと自然な甘さ。ダイエット中や子どもにも喜ばれるレシピです。
トマト缶を使うときは、ミキサーにかけたあとざるで濾してなめらかにすると、口どけがよくなりますよ。トマトとりんごの割合で味が変わるので、お気に入りの比率を見つけてくださいね。
2. コクうまハヤシライス
煮込み料理にも、トマト缶が欠かせません!じっくりと煮込むことでトマトの酸味が深い旨みに変わります。この味わいは、やはりトマトでなくちゃ!
一度冷ませば味がなじみ、さらにおいしさがアップするので、作り置きにもぴったりな煮込みレシピです。