漬け込みレシピといえば王道の煮卵、近ごろでは野菜や肉・魚などいろいろな食材を漬けるものが多く発信されています。この企画では、身近な食材を少ない調味料で漬け込む簡単レシピをシリーズでご紹介!第17弾は「とうもろこしの一本漬け」をご紹介します。
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半信半疑でも、試してみたらハマる味!
プチプチはじける食感と、自然な甘さが魅力のとうもろこし。夏はお手頃価格で手に入ることもあり、ゆでたりごはんに炊き込んだりと、登場回数も増えてきますよね。とくに生のとうもろこしはこの時期しか出回らないこともあり、いろいろなレシピで楽しみたいところ。
今回ご紹介するのは「とうもろこしの一本漬け」。とうもろこしとは一番遠いところにあるイメージの漬物ですが、これ、案外ハマる味です。
作り方
材料(1本分)
・とうもろこし……1本
☆水……200cc
☆昆布茶……小さじ2杯
☆しょうゆ……小さじ1杯
☆塩……小さじ1/2杯
下準備
鍋にたっぷりの湯を沸かし、2%の塩(分量外)を入れて溶かします。皮をむいたとうもろこしを入れて10分ゆで、ゆであがったら素早くラップに包みます。
熱いままラップに包むことで、粒にしわが寄るのを防ぐことができます。
作り方
☆の材料を合わせて鍋に入れ、沸騰直前で火を止めます。
香ばしさを出すため、ゆでた後に網の上にのせて焼き、少し焦げ目を付けました。
ジッパー付きの袋にとうもろこしを入れ、浅漬けの素を注ぎます。浅漬けの素が熱いうちに漬けると、より味がしみ込みやすくなります。
粗熱が取れたら空気をしっかりと抜いて口を閉じ、冷蔵庫で12時間ほど漬けます。
とうもろこしは粒に薄皮があるので味がしみ込みにくく、最低でも10時間以上漬けたほうがおいしくなります。
見た目と味のギャップに驚き
見た目はいわゆる焼きとうもろこしですが、食べてみるとあっさりとした浅漬け風。この見た目と味のギャップが、とても新鮮です。
旬のとうもろこしはとても甘いので、昆布茶としょうゆの風味をプラスすると甘みがより一層引き立って、新しいおいしさが発見できますよ!
この焼き目が重要なんです
ポイントはこの焦げ目。これまで出会うことのなかった浅漬けと香ばしさですが、出汁の香りと香ばしさが意外にもマッチするんです。
逆に焦げ目がなしだとぼんやりとした印象になってしまうので、ちょっと手間ですが、ぜひ焼き色を付けてから漬けてくださいね。
輪切りにすることで手でも食べやすくなりますよ!ゆでたとうもろこしよりも味が濃いので、細めにカットするのがおすすめです。