今回は、手作りパンのレシピをドドンと36選お届けします!まずは初心者の方でも作りやすい「ちぎりパン」のレシピをチェック。さらに、オーブン、フライパン、炊飯器など、調理器具ごとに手作りパンのレシピを紹介します。基本から応用まで、脱・ビギナーにうってつけのレシピを確認しましょう。
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初心者でも大丈夫♪ パン作りの心得
最低限必要な道具
パン作りに最低限必要な道具は、ペストリーボード(作業台)、スケール(はかり)、計量カップ、ボウル、泡立て器、カード(ドレッジ)、クーラー、オーブンレンジ、オーブンミトンの9つです。
ペストリーボードはパンを捏ねたり生地を伸ばしたりするときに使う板のこと。パン作りをするときは、なるべく大きいサイズのものを選ぶとよいですよ。カード(ドレッジ)は、生地を分割したり、ボウルやボードにくっついた生地をはがすときに使う道具です。
基本の材料
一番シンプルで基本的な材料は、強力粉、ドライイースト、砂糖、塩の4つです。この4つさえあれば、基本レシピである「丸パン」が作れます。さらに、牛乳、バターをくわえれば、「ちぎりパン」「ミルクパン」などが作れるように。
あとはレシピに応じて粉の種類を変えたり、具材をくわえたりすると、さまざまなパンが作れるようになりますよ♪
基礎がぎゅっと詰まってる!ちぎりパンの作り方
まずはパン作りの基礎が詰まった「ちぎりパン」のレシピをチェックしましょう。ちぎりパンを作れば、「生地の捏ね」「一次発酵・二次発酵」「焼成」の基本を覚えられます。初心者でも取り組みやすいので、ぜひ気軽にトライしてみてくださいね。
材料(角型20cm×20cm)
・強力粉……250g
・砂糖……20g
・ドライイースト……3g
・牛乳……180cc
・塩……3g
・バター(無塩)……30g
下準備
・牛乳は40℃程度にあたためます。
・バターは常温に戻します。
・型にバターを塗ります。
・オーブンは190℃に予熱します。(2次発酵中に予熱を始めるのがオススメです)
作り方
ボウルに1/3量の強力粉、砂糖、イースト、牛乳を入れてイーストが溶けるまでヘラでよく混ぜ合わせます。
残りの強力粉、塩を加えて混ぜ、ひとまとまりになったら台の上に取り出します。
手で生地をひっぱるように伸ばしながら捏ね、バターを混ぜ込んでさらに捏ねます。
表面がなめらかになるまでこねたら、生地を丸めてとじ目を下にしてボウルに入れ、ラップをかけて暖かいところに30分から40分置いて一次発酵させます。(生地が約2倍から2.5倍の大きさになれば発酵完了です。)
パン生地を手で押さえてガスを抜き、打ち粉をした台に取り出して16等分し、丸く成形し、濡れ布巾をかけて10分ほど置きます。
再びガス抜きをして生地を丸め直し、バターを塗った型に並べます。ふんわりとラップをかけ、生地が2倍の大きさになるまで30分から40分置いて二次発酵させます。
190℃に予熱したのオーブンで15分から18分焼き、焼き上がったら型から出して冷まして完成です♪
作るときのコツ
生地が水っぽくまとまらない場合は強力粉を、逆に粉っぽい場合は牛乳を少し足して耳たぶほどのやわらかさになるように調節してみてくださいね。
パンを焼いた後、すぐに食べない場合は、完全に冷めてからラップで1個ずつ包んで、ジッパー付き保存袋などに入れて乾燥しないようにして保存しましょう。
【レシピ提供 macaroni】