炊飯器で蒸して、干すだけ。意外と簡単、ほったらかしの自家製干し芋の作り方をご紹介します。オーブンを活用して、もっと手軽に室内で作る方法も必見ですよ!保存方法やさらにおいしい食べ方、干し芋を活用した人気のアレンジレシピまで合わせてチェック。家族みんなで干し芋を楽しもう♪
炊飯器で簡単!干し芋の作り方
時間はかかりますが、蒸したり天日干ししたりするときはそのまま放ったらかしでよいので、意外と簡単に作れます。おうちで手作りすると無添加なので、安心してお子さんにも食べてもらえますね。
材料(作りやすい分量)
・さつまいも(紅はるか)……中3本くらい
干し芋を作るときにおすすめの品種
干し芋を作るときは、甘みが強く、蒸したときにやわらかくねっとりしているさつまいもがおすすめです。このレシピでは紅はるかを使用しましたが、ほかにも「紅あずま」や「安納芋」など、蜜芋と言われる品種がぴったり。生産の9割以上を占める干し芋の本場・茨城県では、「玉豊」「いずみ」「玉乙女」という品種がよく使われているそうです。
作り方
1. さつまいもを蒸す
炊飯釜によく洗ったさつまいもを入れ、水を3合くらいまで入れ、炊飯スイッチを押すだけでOK!普通の炊飯コースでもできますが、玄米コースがおすすめです。ゆっくり時間をかけて炊くため、よりねっとり仕上がります。もちろん蒸し器やレンジで火を通してもできますよ。
2. 蒸し上がりを確認する
炊飯が終わったら、さつまいもに竹串をさします。スッと軽く通ったら蒸し上がりです。まだ蒸しあがっていないときは、追加炊飯をして5分おきくらいに様子をみてください。
3. さつまいもの皮をむく
熱いうちに皮をむきます。キッチンペーパーで包みながら、つまようじなどを使ってむきましょう。熱いのでヤケドに注意。そぐように少し厚めにむくと、色が黒っぽくならずきれいに仕上がります。
4. さつまいもを切る
少し冷めたら、さつまいもを7mm~1cmくらいの厚さに縦に薄く切ります。長いときは、半分に切りましょう。スティックに切ったり、少し小さめに切ったりと、お好みの大きさでOKです。
5. 干しあみに並べる
かごや干しあみに、重ならないように並べます。今回は100均で販売されている、乾燥野菜を作るための干しあみを使用しました!
6. 天日干しする
天気のいい日に、3~5日ほど天日干しします。夜は露がつくので、室内に入れるようにしましょう。ざるにのせるだけでもOKですが、下側が乾燥不足にならないよう、ときどき上下をひっくり返すといいでしょう。また、鳥などに取られてしまう可能性もあります。防護ネットなどで対策をするのがおすすめです。
7. 完成
透明感が出て、ねっとりした具合になったら完成です。