大なり小なり、私たちの日常生活は決断の連続です。時に、自身が納得出来る決断をするかどうかで、自分の人生を大きく左右することもあります。そんな人生を左右する決断力を上げる、4つの方法をお伝えします。
決断力とは?
決断力とは、判断に迷うような場面で自分の意思をもって物事を決定していく力のことを言います。
一見すると簡単なことのように思えますが、「周りがやっているから」「そうしなくてはいけないから」という理由で決定していく場合は決断力ではありません。
決断力で大切なのはあくまでも自分の意思で決定していくことなのです。
私たちの毎日は決断を要する場面で溢れています。
日常生活の中にある些細な決断から人生を左右するような大きな決断まで。
そのような場面でしっかりと自分の意思をもって決定をしていく決断力を身につけていれば、未来への不安も和らぎます。
なぜなら、自分の意思で決定した物事に関しては決断した後の責任を全て自分自身でとることが出来るからです。
他人軸ではなく自分軸で進んでいく人生の豊かさ、そしてそれを導く決断力を養うことで人生は大きく変化します。
決断力がもたらすメリットとは
決断力は私たちに多くのメリットを与えてくれます。
進む方向が明確になる
決断力が養われていると自分の意思によって物事を決定していくので、そこには明確な目的と理由が存在します。
そこがはっきりしているため、決断した後の進む方向にも迷いがありません。
チャンスを掴み取ることが出来る
決断力がある人は決断を迫られた時に迷わずにパッと決断する瞬発力を持ち合わせています。
人生において決断するタイミングに迷ってしまうと、目の前のチャンスを逃してしまうことも少なくないはず。
決断力は私たちに人生のチャンスを掴み取る力を与えてくれます。
断ることが出来る
決断の中には、「やる、やらない」という意思決定も含まれています。
自分の意思に合わないものを選ばずにしっかりと断るという判断も、人生において大切な要素です。
決断力がある人は何かを決定する際に自分軸で考えます。決断力を養うと周りに惑わされずに、自分に不必要なものを見極め、断る力も与えてくれるのです。
変化を恐れなくなる
どんな決断にも変化はつきものです。
しかしその決断が自分の意思決定ではない時、その変化の内容は想定外のことが多いもの。「私はこうしたい」という意思決定で決断している時はその後の変化も想定していたりします。そうすると変化を恐れずに次の一歩を踏み出すことが出来ます。
決断力を上げる4つの方法
決断力を養うことでたくさんのメリットを得ることが出来ます。
では実際にその決断力を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。
今日から出来る4つの方法をご紹介します。
メニューを見て、30秒以内に決める
飲食店に入ってすぐメニューが決まる人と、時間がかかる人がいます。
決断力がある人はその時に自分が何を食べたいのかと言う自分の声をキャッチする能力に長けています。だからすぐにメニューが決まるのです。
このメニューを決めるというのも立派な決断の1つ。
毎日の小さな決断からしっかり自分の意思をもって時間を空けずにすぐに決断すること、それが決断力を上げるトレーニングへと繋がっていきます。
情報を収集する
決断するにはその材料となる情報が必要不可欠になります。情報がない中物事を決定していくことほど難しいことはありません。
しっかりと人の意思をもって決断していく為にはしっかりと情報収集することが大切です。
その準備がいざという決断の場で、しっかりとした決断を支えてくれるのです。
先延ばしをやめよう
決断していいのか分からない時や不安を抱えている時、私たちはその決断を先延ばしにする傾向があります。
決断を迫られる状況下で結論を先延ばしにするように曖昧な表現は、決断する機会を減らしていきます。
「出来たらやる」「検討する」などの曖昧な表現を使わないようにしましょう。
日々の決めることを減らす
私たちの毎日は大なり小なり決断の連続です。
「今日はどの服を着ようか」「朝ごはん何を食べようか」など。
ルーティンか出来るものはルーティン化し、まとめてスケジュールとして決められるものは予めまとめた時間に決めておくなど、より重量な決断場面の為にエネルギーを温存しましょう。
最後に
決断力を高めることは、仕事でもプライベートでもそのシーンを豊かにしていく為に大切な要素です。日々ちょっとした心掛けで決断力は誰でも上げることが出来ます。是非今日から実践してみてくださいね。
ライター/山下恵
ヨガインストラクター。サービス業に従事する中、知人の勧めでヨガを知る。人生の価値観を変化させていくヨガの力、そして人を繋げていくヨガの力に魅せられヨガ講師へと転身。自身もOdaka Yoga®︎やThaiVedicYogaBodyworkを通して学びを深めながら、今を感じる素晴らしさを伝えている。