食材をまとめて調理し、数回分のおかずを作っておく、作り置き。作り置きを利用してダイエットする方法をご存知ですか?まずは、ダイエットにおすすめの作り置きレシピ10選を管理栄養士がご紹介。そして、作り置きダイエットのメリットや、具体的なやり方、注意点などを解説します。
作り置きでもダイエットができるって本当?
日持ちのする料理をまとめて作っておく、作り置き。すぐに食べられるおかずが常にある状態となるため、食事を減らすイメージのダイエットとはかけ離れているように見えるかもしれません。しかし実は、作り置きはダイエットにとても向いているんです!後ほどご紹介しますが、作り置きをダイエットに活用すると、さまざまなメリットが得られます。
一方で、どんなメニューでもダイエットできるわけではありません。食材や調理法を工夫して、カロリーを抑えたヘルシーなものを作り置きする必要があります。
作り置きダイエットに活躍!おすすめのレシピ10選
1. たっぷりきのこのしょうが味噌
食物繊維が豊富なきのこをたっぷり使うひと品。おかずになるだけでなく、肉や魚のソテーにソースとしてかけるのもおすすめです。
食物繊維は糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑えることで太りにくくする働きがあります。また食物繊維は噛みごたえがあるため、満腹中枢が刺激され満足感が得られやすいのも特徴のひとつです。(※1)
2. ブロッコリーとうずらのピクルス
油を使わないピクルスは、カロリーを抑えた副菜が欲しいときに活躍しますよ。むずかしい工程がないので気軽に作れます。ブロッコリーは食感を残すため、さっとゆでることがポイント。噛みごたえがあると満腹を覚えやすくなります。(※1)
3. 切り干し大根ナポリタン
煮物のイメージが強い切り干し大根ですが、実は洋風にもアレンジ可能!こちらはナポリタン風に仕上げるレシピです。汁気が少なく、普段のおかずだけでなく、お弁当にもぴったり!ピーマンや玉ねぎも混ぜれば、野菜がたっぷりとれます。
切り干し大根は常温で保存が効くうえ、糖の吸収をおだやかにする食物繊維が豊富。ダイエット中のストック食材におすすめです。(※1)
4. ひじきと大豆の五目煮
和食の副菜で代表的なひじき煮は、忙しい朝におすすめ。作り置きしておけば、あとは器に盛り付けるだけなので、バランスのいい和朝食作りが手軽になりますよ。しかもこちらは電子レンジでできるので、さらに簡単に作れるメニューです。
また、ひじきには水溶性食物繊維が豊富。食物繊維が消化吸収をゆるやかにする働きを持ち、血糖値の上昇を抑え、太りにくくする作用も期待できますよ。(※1)
5. 鶏ささみといんげんのピリ辛ごま和え
脂質と糖質が少なく、高たんぱくなささみはダイエッターの味方。そんなささみを使う、電子レンジで加熱し和えるだけの、簡単レシピです。加熱するとパサつきやすいささみですが、あらかじめ酒をもみこんでおくことで、しっとり仕上がりますよ。
6. こんにゃくと鶏もも肉のおかか煮
低カロリーなこんにゃくは、ダイエット中に大活躍する食材です。鶏もも肉にこんにゃくをたっぷり合わせてボリュームアップさせるメニュー。こんにゃくは、スプーンを使ってひと口大に切ることで、味が染み込みやすくなりますよ。