逆立ちでキレイになる!
スポーツやエクササイズをしている方でない限り、逆立ちをする機会はあまりないもの。だからこそ、普段と違う体勢がもたらしてくれる良い効果もたくさんあるんです!
ここでは逆立ちの持つ様々なメリットと、逆立ちができなくても同じ効果が得られるヨガのポーズをご紹介します。
逆立ちの効果
1. 血液の流れがスムーズに
下に溜まりがちな血液が循環し、血行不良が解消。すると新陳代謝も活発になり、髪や肌にツヤが生まれます。肩こりやむくみ、生理痛にも効果アリ!
2. 便秘解消
逆立ちすることで腸が刺激され活発に動くようになります。下がりがちな腸やその他の内臓が正しい位置に戻り、あるべき場所で正常に働き始めるのです。
どのくらいすればいい?
1回20秒~1分でO.K
1回につき最初は20秒間、慣れてくれば1分行うようにします。1日1回~3回ほど行います。
理想的な逆立ちはコレ!
シルシ・アーサナ(三点倒立)
普通の逆立ちか、または頭と肘を床につける三点倒立が理想的。三点倒立は首に負担がかかりやすいので、体をよくほぐしてから慎重に行います。無理そうなら後で紹介する初心者用のポーズに切り替えましょう。
①肘を肩幅につき指を組み、頭をその中に入れる。手首と肘はしっかり床に付ける
②頭に重心がいかないよう手首と肘で床を押しながら、指先で歩いて足を引き寄せてくる
③お腹に力を感じたら片膝ずつ曲げながら床を離れる
④両足を曲げてキープし、体勢が安定したらゆっくりと膝を伸ばす
⑤戻すときはまたゆっくりと逆の順序をたどる
最初は5呼吸ほどで慣れてくれば少しずつ長くしていきます。怖い場合は壁の前で行ってもO.K。動画で動きをチェックしてみて下さいね。
初心者はコチラ!
1. ハラ・アーサナ(鋤のポーズ)
①仰向けに寝て膝を立てる
②少し勢いをつけて足を頭の上に
③そのまま床につま先をつける。(つかないなら膝を曲げて額につけてもO.K)余裕があれば両手を組む
2. サルバンガ・アーサナ(肩立ちのポーズ)
肘を床につき、手で腰を支え、足をまっすぐ上に伸ばします。首の下にタオルを置くと楽です。土台を安定させるため、脇を閉め肘を肩の真下にまっすぐ固定するのがコツです。
鋤のポーズの後に肩立ちのポーズを行うと効果的です。動画で流れをチェックしてみて下さい。