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[7/6〜7/12の運勢]7月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

終わらせるべきことは何?

今週のかに座は、「終わり方の美学を追求していかんとするような星回り」。

知らぬ間に、親を複製するような人生になっていやしないか。植えつけられた他者の意志に振り回され過ぎているのではないだろうか。一度そんな疑念を抱いた者は、それを自らの手で振り切っていくための「禊ぎ」を経験していかねばなりません。

パスカルは「人間は一本の葦であり、自然のうちでもっとも弱いものにすぎない。しかし、それは考える葦である」と言ったそうですが、実際のところ考えるだけでは何の解決にもならないし、かえってこじれるだけな気もします。

今週はいったん独りになってとことん考える時間も必要でしょう。そうして気が済んだら、改めていかに自分なりに世間と交わっていくかということへ真剣に向き合っていくことになりそうです。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

何をせんとや生まれけむ

今週のしし座は、「思ってもみなかった角度から、自分がこれまでやってきたことをとらえ直していくような星回り」。

2世紀ローマの哲人皇帝マルクス・アウレリウスは『自省録』において、この宇宙について、一なる魂を持つ一つの生き物として考えよと述べます。さらに万物がどのようにして一なる感性に帰っていき、またどのようにして一なる欲求からあらゆることをなすに至ったのかを考えよ、と。

つまり彼にとって宇宙とは、自己をそこから切り離してはならないすべての根源であり、「おまえは、あの宇宙の本質的な統一から、どこかに自分を投げ出してしまったのだ」と言いました。

いつだって私たちは、何かを失ってからしかその大切さに気付くことができない。ただし、人間には再び自らの統一を取り戻していく可能性も与えられています。

二度と失いたくないと心から思えるものは何か、今週はきちんと心に問いかけさせすれば、それがはっきりと浮かび上がってくるでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

聞こえないことばを交わす

今週のおとめ座は、「慣れ親しんだものや相手が、いつもと別様に見えてくるような星回り」。

「見せたかりしこの朝顔よまだ咲かぬ」(臼田亜浪)という句では、死に近き妻を思う作者の情があふれています。後に詠まれた「妻あらばとぞもふ朝顔赤き咲く」という句とペアとなっていますが、ここで注目したいのは二句の通奏低音となって効いている朝顔。

朝顔はもともと奈良時代に薬草として輸入されたもので、漢名は牽牛花。牽牛といえば、彦星の名前でもあります。昔の日本人は偶然名前が同じだったことから、織姫のことを「朝顔姫」とも呼んだのだそう。

あなたもまた、普段なら目に見えず意識されることもない絆の在り様を実感していくことができるかもしれません。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

自分の名を思い出す

今週のてんびん座は、「生き延びるために必要なあらゆることをしていこうとするような星回り」。

それはまるでダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』のよう。主人公は難破船のたったひとりの生存者として不毛な無人島に流れ着き、途方もない不安に襲われるものの、船内で見つけたペンと紙で現状の「よい点とわるい点」を書きつけることで、人生を変える事実を発見します。

つまり、デメリットとメリットは相殺されており、これ以上にひどい状況は想像できなかったため、「世の中にこれほど悲惨な状況はないという場合でも、そこには何かしら……感謝すべき好ましい点が存在する」と結論づけたのです。

今週のあなたもまた、認めざるを得ない現実を受け入れ、やるべきことを明確に把握していくことで、活力と希望を燃やしていきたいところです。

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