なんにもない休日を作る6つの心構え
今まで予定を詰め込んでいた人が、いきなりなんにもない休日を過ごすのは難しいことかもしれません。そこで、予定を入れないための心構えを知っておきましょう。
①情報の流入を断ち切る
休日に予定を入れたくなるのは、いろんな情報に目を向けてしまうから。たしかに視野を広げて様々な情報を知ることは、自分の価値観を広げたり意識を高めるためには大切なことです。
しかし、その分だけいろんな情報に惑わされて疲れてしまいます。まずはスマホやパソコンの電源をOFF。SNSやネットからの情報をシャットダウンするだけで、情報に左右されず、自分のために休日を過ごせます。
②「その予定は必要?」と自分に問いかける
休日に予定を入れる際には「それって本当に必要?」と自分に問いかけてみましょう。予定を埋めたいだけなのか、本当に自分がやりたいことなのか、その見極めができます。
そして「予定は自分に絶対不可欠」という思い込みも捨てること。予定のための予定は自分のためになりません。この問いかけだけでも休日の用事がだいぶ減るはずです。
③「何もしない=悪」ではないと気づく
休日に何もしていないことに焦りを感じていませんか?自分が何もしていない間にも周りはどんどん先に進んでいて、自分が置いてけぼりになりそうと感じてはいないでしょうか。
そして、何もしていない自分に価値はないと思い込んではいませんか。どんどん先に進んでいる人こそ、自分のために休むことを選択しています。自分を見失って予定を詰め込むだけでは、結局足踏みしているだけですよ。
④怠けても良いと自分を認める
ゆっくりしたり、怠けている自分に罪悪感を感じていませんか?人が必ず眠るように、休養は人間にとっては不可欠なこと。つまり「休みたい」という気持ちも本能です。それは自然なことなのです。
だから予定を入れず、何もせず休むことは悪でも何でもなく、当たり前のこと。自分にとって必要なことだと考え方を変えてみましょう。
⑤「休日を堪能した」と満足感を得る
1日中寝ていたり、何もしなかった休日というのは空虚に感じてしまうものです。しかし、逆に考えれば体を休ませるという目的を達成し、休日というものを存分に堪能したとも言えます。
休日としての満足度は何もしない方が高いはず。そうやって満足感を得ることで、罪悪感なく「何もしない」ことを全うできますよ。
⑥「絶対に予定を入れない」もNG
「絶対に予定を入れなきゃ」という考え方は自分を苦しめますが、「絶対に予定を入れない」という考えも同じように自分を苦しめます。予定を入れる休日があっても良く、また入れない休日があっても良いのです。
どちらかに偏らず、どちらも同じように楽しむ。予定があってもなくても、それは有意義な休日です。どちらかに偏らず自分にとってのベターをその都度選択していくことが、あなたにとってのベストなのです。
あなたの休日をどう過ごす?
休日に予定を入れないことのメリットはたくさんありましたね。もちろん休日に予定を入れるのもありです。そのバランスは人それぞれ違うでしょう。