からだに良いドライフルーツ、買うとなかなか高くつきますよね。自宅での作り方を覚えて手作りしてみませんか?今回は、ドライフルーツの作り方をお伝えします。オーブンや電子レンジ、天日干しなど、シーンに合わせてお伝えします。
ちあき
自宅でできるドライフルーツの作り方
リンゴやバナナ、マンゴー、いちじくなど、人気のドライフルーツ。おいしくてからだにもよいですよね。そんなドライフルーツ、自宅でも簡単に作ることができるのをご存じですか?
生の果物は水分が多く、かさが大きいためにたくさん食べることができません。乾燥させると体積が小さくなり、多くの栄養を楽に摂ることができます。
今回は、ご自宅で簡単にできるドライフルーツの作り方についてご紹介します。お好みの果物を使って作ってみませんか?
ドライフルーツにぴったりな果物は?
ドライフルーツに向いている果物は、パイナップル、バナナ、マンゴー、レーズン、キウイなどが手に入りやすくオススメ。いちじくやデーツなどもおいしいですよ。
ドライフルーツは国によってさまざま。日本ではなじみのない果物も、海外では定番の場合もあります。まずは日本のフルーツでドライフルーツに挑戦するなら、通年スーパーで買うことができるものが手軽ですね。
【天日干し】ドライフルーツの作り方
ドライフルーツの基本的な作り方は、天日干し。フルーツをザルの上にのせて乾燥させるだけで完成します。天気の悪い日や日が沈んだ後はそのままにせず、家の中に入れましょう。
また、使う果物によって下準備が違うので注意が必要です。手間がかかりますが、毎日様子を見るのが楽しそうですね。ここでは、日本で一年中、手に入りやすいバナナを使用してドライフルーツを作ってみましょう。
材料
・バナナ
・レモン汁
・天日干し用のザル
手順を記載
1.バナナの皮をむき、スジを取ります。
2.バナナを5mmほどの厚さにカットします。
3.竹ざるを用意し、バナナが重ならないようにのせます。
4.表面にレモン汁を塗って変色を防ぎます。
5.ベランダや日当たりのいい場所に天日干しをします。
6.夜は一旦取り込みます。(雨や天候が悪い時も同様)
7.表面が乾燥してきたら裏返えしましょう。
8.何度か裏表を返しながら、水分が無くなるまで干して完成です。
【オーブン】ドライフルーツの作り方
不安定な天気が続いている場合や、長時間家を空ける場合、もっと手軽に作りたい場合はオーブンで作るのがおすすめです。短時間でできますし、天気を気にしないで作ることができます。
また、ホコリなどが気にならないので衛生的とも言えます。天日干しが気になる人は、ぜひオーブンでチャレンジしてみましょう。
材料
・いちじくの缶詰…1缶
手順を記載
1.缶詰のシロップをよく切ります。
2.いちじくを半分に切り、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
3.クッキングシートを敷いた鉄板にいちじくを並べ、120度に余熱したオーブンで120分焼きます。
4.オーブンによって、時間差が出ますので、お使いの機器に合わせて加熱してくださいね。好みの固さになったら完成です。
【電子レンジ】ドライフルーツの作り方
さらに簡単に作りたい方は、電子レンジを使うともっと手軽にドライフルーツが作れます。様子を見ながら温めて、気に入った固さに仕上げられます。固さは用途に応じて調節してみてください。とっても簡単にできるので、初めてのドライフルーツ作りにもおすすめです。
材料
好きなフルーツ…お好きな量
手順を記載
1.オレンジやりんごで作る場合は、ワックスがかかっているものは沸騰したお湯の中で1~2分転がして洗います。洗った後、冷水で冷まします。
2.フルーツをスライスします。クッキングペーパーで、上から押さえ水分を取ります。
3.クッキングペーパーを敷いた耐熱皿にフルーツを並べ2分加熱します。
4.クッキングペーパーを交換し、再度2分加熱します。
5.焦げないように注意をしながら、同じ要領で2~3回繰り返し、水分が抜けるまで加熱したら完成です。
※お使いの機器に合わせて加熱時間は調節してください。
ドライフルーツのカロリー
ドライフルーツは栄養価が高くて、満腹感も得られます。天然の甘さがあり、ダイエット中のおやつにもよいですよね。しかし、種類や食べる量によっては高いカロリーのものもありますから、気になるフルーツはチェックしてみてくださいね。
マンゴーのカロリー
ドライフルーツマンゴーの平均的なカロリーは、100gあたり360キロカロリーです。マンゴーは比較的高カロリーなフルーツですので、食べ過ぎには注意したいですね。