この連載では「10分で作れるおつまみ」レシピをご紹介します。今回は、お金も手間もかけずに絶品「ガーリックもやし」。カリッカリに焼いた、ベーコンの脂でもやしを炒めるのがおいしさの秘訣です。たっぷりの黒胡椒でめしあがれ！
前田未希
もやしたっぷり！体にもお財布にも嬉しいおつまみ
いつもの晩酌は、あまりお金をかけずに気軽に楽しみたいもの。そこで今回は、節約食材の王様「もやし」を使ったおつまみをご紹介します。もやしだけだとちょっと寂しいですが、カリカリにしたベーコンを合わせることで、コクも旨味もアップ。
ガーリックの風味も加えると、ビールがどんどん進みます！
『カリカリベーコンのガーリックもやし』の作り方
分量（2人分）
もやし 1パック（250g）
スライスベーコン ハーフ4枚（35g程度）
黒胡椒 お好みで
Aオリーブオイル 小さじ1
A醤油 小さじ1
Aみりん 小さじ1
Aすりおろしにんにく 少々
A塩 ひとつまみ
作り方
①細切りにしたベーコンを中火で3分ほど加熱し、カリカリに焼く。
テフロン加工のフライパンの場合は、油を敷く必要はありません。油をひく場合も、ベーコンから脂が出てくるので、ごく少量で大丈夫ですよ。カリカリに仕上げるには、ベーコンを混ぜずにじっくり炒めるようにしましょう。
②もやしを加え、さっとベーコンと混ぜ合わせる。
もやしは炒める時間が長すぎると、水分が出てみずっぽくなってしまいます。調味料を加えるときに火が入るので、ベーコンと混ぜるときは手早く、脂が全体に行き渡るようにしましょう。
③Aを加え、強火でみりんのアルコールを飛ばす。
④火を止め、黒胡椒を挽いて全体を軽く混ぜ合わせる。
この段階で、もやしに硬さが残っているのがベストです。余熱でさらに火が入るので、「少し早いかな？」という状態で火をおろすといいですよ。
究極にシャキうま！
ベーコンの脂と旨みがにじみ出て、もやしにたっぷり絡みます。ベーコンは出汁のような役割だけでなく、食感としても存在感を残してくれますよ。
シャキシャキのもやしと合わせるときは、ベーコンをカリカリにすると存在感が薄れません。黒胡椒はたっぷり挽いて、ガツンとパンチのある味にしましょう。
