進化が止まらない!
束ねた髪をクルリと回転させる「くるりんぱ」。「ほぐし」を加えるだけで、一気に"こなれヘア″が叶うということで、毎日のスタイリングに欠かせなくなりました。
この「くるりんぱ」ですが、「~りんぱ」シリーズとしてどんどん進化してきているのをご存知でしょうか。もちろん「くるりんぱ」だけでも十分オシャレなスタイルを作ることは可能なのですが…。
写真・動画の投稿が
削除された可能性があります。
進化系「~りんぱ」なら、さらにおオシャレなスタイルを楽しめる!と美容師さんの間でも話題です。今回は、この「~りんぱ」シリーズを、プロセス動画と共にご紹介します。どの「~りんぱ」も簡単ですよ。
①逆りんぱ
くるりんぱとの違いは?
毛束を上から通す「くるりんぱ」に対し、その逆で下から通すのが「逆りんぱ」。「逆りんぱ」そのものを“見せる”アレンジとして使うこともちろん、襟足の処理など、“スタイルの下準備”としても活躍します。
編みおろし風に
「連続くるりんぱ」で作る編みおろし風は試した人も多いかもしれませんね。同じように、「逆りんぱ」を連続して作るのですが、「くるりんぱ」と違い、モコモコとした立体的なニュアンスが大人可愛い雰囲気に仕上がります。
両サイドの髪を束ねて「逆りんぱ」。このとき、ほかの髪はダッカールピンなどで留めておくとアレンジしやすいですよ。たっぷりほぐしたあと、首筋、襟足それぞれ同じように「逆りんぱ」をして仕上げます。
襟足の処理に◎
「逆りんぱ」なら、襟足の髪が短いボブさんのアップスタイルを、簡単にきれいに仕上げることが可能です。フォーマルなシーンにも対応できますよ。アレンジは、まず襟足から作り始めます。
トップの髪は、邪魔にならないように上によけておきます。襟足をふたつに分け、それぞれを地肌から離して束ね、毛先を下から通して「逆りんぱ」します。ギュッと引き締めたら、襟足がスッキリと仕上がります。
上によけておいた髪を下ろし、緩めに束ねて「くるりんぱ」をします。バランスを見ながらほぐし、毛先は中にしまい込み、ピンで固定。ハラハラ落ちてくる短い髪は飾りピンで可愛く留めて完成です。
②のこりんぱ
のこりんぱポニー
「のこりんぱ」は、残しておいた髪で「くるりんぱ」するアレンジです。トップやサイドのボリュームを調整しやすく、思い通りの形が作りやすいので、毛量が少ない人やネコ毛さんにもオススメです。
サイドの髪を残してポニーテールを作り、たっぷりほぐします。残しておいたサイドの髪を後ろで束ねて「くるりんぱ」。最初の“ほぐし”となじむようにボリュームを調整して仕上げます。
のこりんぱハーフアップ
ハーフアップで「くるりんぱ」したいけど、真ん中が割れて地肌が見えるしボリュームも出にくい…。そんな毛量が少ない人、ネコ毛さんにオススメなのがこちら。まず、髪を取り分けたら、中央部分を三角形に残します。
あとは、いつもどおりの「くるりんぱ」で、たっぷりほぐして完成です。“残した髪”が地肌を覆うので「割れ」知らず。また、残す髪を三角形にすることでトップをしっかり引き出せるうえ、時間が経ってもヘタレないんです。