大腿四頭筋とは、太腿の前側にある筋肉のこと。大腿四頭筋が硬いと股関節が伸ばしづらく、腰まわりにも負担がかかって力みの原因に。ヨガインストラクター鈴木伸枝先生の「30秒ストレッチ」で、力みをゆるめていきましょう。壁さえあれば、どこでもできるのもうれしい!
ヨガジャーナル日本版編集部
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を伸ばすストレッチ
(Illustration by Misako Nakagawa)
膝関節を曲げるのがストレッチの基本ですが、ここでのポイントは壁のサポートを使うこと。腿裏などに余計な力を加えず、前腿だけをピンポイントに伸ばせるので、太腿全体&腰まわりも楽にゆるみます。
HOW TO
壁を背にして片脚の膝を床に、足先の甲は壁につける。反対の脚は前に出し、上体を起こして後ろ脚の付け根を30秒ストレッチ。反対側も行う。
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)
こんなポーズがラクになる!
・スプタヴィーラーサナ(仰向けの英雄のポーズ)
股関節の前側がしっかり伸び、太腿の力みや腰への圧迫感が軽減。
・セツバンダーサナ(橋のポーズ)
股関節~前腿の柔軟性がアップして、腰が楽に持ち上がるように。
教えてくれたのは…鈴木伸枝先生
ヨガと解剖学にかかわる幅広い知識をもとに、養成コースのカリキュラム作成、講師育成などで幅広く活躍。「自分を生かすYOGA」をモットーに、心と体をつくるヨガ指導&パーソナルスタジオも好評。www.nobuestyle.com