正確かつ仕事が早い「DEEBOT OZMO 930」
本格的な水拭きモップシステム(OZMO)を搭載しているエコバックス製のモデル。間取りをレーザーで自動測定して走行し、効率良い動きとゴミを掃除する正確性では、1位のルンバルンバi7+とも張り合えるレベルです。
アプリの安定性だけは課題ですが、移動している場所をマップ上でリアルタイムで教えてくれるなど、かなり親切設計になっています。
エコバックス
DEEBOT OZMO 930
実勢価格:5万7700円
サイズ:W35.4×D35.4×H10.2cm
重量:4.1kg
連続稼働時間:約110分
テレビ台にぶつかったり、厚手のラグの上でぐるぐる回りながら、10~20分ほどで部屋を楯に横に直進しはじめます。規則正しく仕事も早いのが特徴です。
パワフルに掃除する「ルンバe5」
毎秒60回以上、部屋の状況を判断しながら同じポイントを複数回、しかも様々な角度から掃除する「ルンバe5」。次点の「ルンバ960」とほぼ同じ評価でしたが、コスパの良さを考慮して上位となりました。
マッピング機能はありませんが、壁をうまく使って現在地を把握し動き回ります。ランダムとはいえ、ある程度規則的に動くので普段使いには十分です。ゴミを見つけるとその場で方向転換をして吸引する細やかさも備えています。
iRobot
ルンバe5
実勢価格:5万3870円
サイズ:W35.1×D35.1×H9.2cm
重量:4.0kg
連続稼働時間:約90分
直進や回転など工夫しながら動く「ルンバ960」
i7に次ぐ上位機「ルンバ960」。i7の登場でルンバ最上位機種の座は譲ったものの、ある程度ほうっておいても、時間に余裕をもって掃除を終わらせるあたり、さすがといった印象です。カメラとセンサーを駆使した高性能なナビシステムで位置を把握しながら走行します。
iRobot
ルンバ960
実勢価格:7万1000円
サイズ:W35.3×D35.3×H9.2cm
重量:3.9kg
連続稼働時間:約75分
隅を攻めるエッジクリーン機能があり、リビングのコーナーやフローリングなどの掃除は完璧にこなします。
水拭き掃除もできる「ILIFE V8s」
部屋の形状に合わせ6種類の清掃パターンが選べる「ILIFE V8s」。吸い込み掃除機能以外に水拭き掃除機能も備えています。最大750mlの引き出しタイプの大容量ダストボックスも魅力です。
ILIFEの他の2機種と比べると順位は落としましたが、畳やフローリングの掃除に強さを発揮しました。
ILIFE
V8s
実勢価格:2万9900円
サイズ:W33×D32×H8.1cm
重量:2.7kg
連続稼働時間:約80分
独自のブラシでゴミをかき出す「EVOROBOT R72」
スマートセンサーナビゲーション機能を搭載しており、周囲の状況を把握し、障害物を感知しながら走行します。独自のブラシでフローリングやカーペットのゴミをかき出し吸引してくれます。
ゴミを吸うパワーはそこそこですが、厚手のラグでは、上位機種が苦戦する中「EVOROBOT R72」だけがゴミを100%吸引しました。狭い場所や障害物にガンガン向かっていく姿勢には好感が持てます!
Shark
EVOROBOT R72
実勢価格:3万4800円
サイズ:W32×D31.5×H9.0cm
重量:3.3kg
連続稼働時間:約60分