背伸びを繰り返して深い呼吸の準備を
伸びをして背骨の間にスペースができると、肋骨が開き呼吸が深まります。終わったら目を閉じたまま、背中、胸まわりが温まる感覚を味わって。(ゴウ先生)
やり方
正座で頭の上で手を組み、伸びをして5呼吸。 目を閉じて行うとまわりを気にせず集中しやすい。
photo by Shoko Matsuhashi
リラックス系のポーズで体の緊張をほぐしましょう
今抱えている緊張や焦りを手放し、リラックスしてヨガができる準備を整えましょう。体のこわばりが取れると、心のざわつきも収まります。こうしてヨガ前に気持ちを切り替えておくことで自分の世界に入りやすくなり、レッスン中、ポーズや呼吸に集中できますよ。(相楽先生)
ガス抜きのポーズ
仰向けになり両手で膝を抱える。腰まわりをゆるめたい場合は、股関節を引き込み左右に揺らす。
ガス抜きのポーズ
photo by Shoko Matsuhashi
正座になり、おでこを床につけて両手は前に。吐く息で全身がマットに沈むくらい脱力。
チャイルドポーズ
photo by Shoko Matsuhashi
シャヴァーサナで心を落ち着けて待っていてもOK
忙しいモードからヨガモードに切り替えるには、シャヴァーサナがおすすめ。仰向けで目を閉じ、全身の力を抜くと心のざわめきが静まります。内観を深めるには、目の上に手ぬぐいやタオルを乗せて光をシャットアウトするのがポイントです。準備運動はクラスの中に組み込まれている場合がほとんどなので安心して!(楠原先生)
シャヴァーサナ
photo by Shoko Matsuhashi
呼吸を整えて待っていれば大丈夫!
ストレッチはレッスン中に先生の指示に従い、正しいやり方で行うのがベター。レッスン前は落ち着いた姿勢で待ち、呼吸を意識しましょう。ゆっくり呼吸すると心が整い、リラックスした状態でヨガを始められます。(谷戸先生)
教えてくれたのは
佐藤ゴウ先生…IHTA理事。YMCで養成講座を担当。各種イベントでも大人気。
谷戸康洋先生…ヨガスタジオ「fika」主宰。本誌連載「漫画で読むヨガ哲学」監修。
楠原宏子先生…UTLにて養成講座、レギュラークラスを担当する人気講師。
相楽のりこ先生…「TODAY SAGARA YOGA STUDIO」主宰。「sagara yoga」を提唱。
山下 恵先生…YMCにて養成講座を担当し、多数のヨガインストラクターを輩出。