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若返り効果も?免疫力を活性化させる3つのアプローチとは

初心者からシニアまで無理なく効果を実感できる指導に定評のある大友麻子先生が伝授してくれたのは血流、腸の活性化、ストレスを解消できるメソッド。アンチエイジングしながら免疫を活性化します!

ヨガジャーナル日本版編集部

若返り効果も期待!ポイントは自律神経に

「血流や腸内環境、心の健康は若々しくいる秘訣で、免疫を発揮する鍵にもなります。忙しくしていたり、ネガティブな感情や偏った思考をずっと抱え込んでいると、自律神経は常に緊張状態で、血行も腸の働きも滞るので、免疫は下がってしまいます。ヨガで自分の心と体の状態を見つめ、心身のストレスを取ることは効果的。ヨガも頑張りすぎず、まわりと比べず、ストレスを溜めない…それがいちばんの秘訣です」

免疫活性アプローチのポイント3つ

1.血流を良くして血管も若々しく!

免疫細胞を隅々まで届けるのは血液とリンパ液。手足の末端を使わないと血管も衰えるので、隅々まで刺激して全身の巡りを促進。血管年齢の老化をケアします。

2.内臓の位置を整えて腸の働きをUP

免疫細胞の7割が腸に集中、だからこそ腸内環境を整える動きや食が重要。腸は副交感神経が優位な時に活性化するので、運動後の適度な休息で自律神経を整えて。

3.思いグセは手放してストレスをつくらない

「私は○○さんより劣っている」「もっと頑張らなきゃ」など、ストレスは自分でつくり出すものも。負の思考・感情は手放して、リラックスする時間を。

血流を促進するヨガポーズ

足先の血管を刺激する「つま先立ちジャーヌシールシャーサナ」

巡りをスムーズにするためには、血流を末梢まで行き渡らせることがポイントです。心臓から離れた鼠蹊部をほぐし、つま先立ちで足先の血管も刺激。それによって血行をさらに促すことができます。

鼠蹊部

やり方
両足のつま先を立ててしゃがみ、両手を床について右脚を伸ばす。左膝を左に開き、鼠蹊部を伸ばして5呼吸。反対の足も同様に。

鼠蹊部

POINT:背筋は伸ばしたままで前傾を。呼吸は毎回かならず吐き切って!

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Photo by Shoko Matsuhashi

膝を開くのがツラい人は
つま先立ち&脚の裏面を刺激するだけでも血行促進になるので、膝を開けない方は閉じたままでもOK。

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Photo by Shoko Matsuhashi

圧迫の反動で血流を促進する「つま先立ちムーラバンダーサナ」

つま先立ちで末端を刺激して、同時に太腿と下腿の脛骨で脚の筋肉を挟むことで圧迫を加えます。脚の血管に圧がかかるので、ポーズを終えて血管が解放されると、血液が勢いよく流れてくれます。

やり方
両手を床につき、両膝を揃えしゃがむ。つま先を立て膝を楽に開ける幅に開く。足裏のかかとと母指球を寄せ5〜10呼吸キープ。

母指球

POINT:かかとはお尻、会陰、恥骨など、いずれかの無理ない位置に。

会陰
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Photo by Shoko Matsuhashi

バランスが取りにくい場合はブロックを使う

ブロック

難しい人はブロックの上に座る。つま先を少し離して床につけ、膝は閉じ気味でキープしてみて。

ブロック
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Photo by Shoko Matsuhashi

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