寒い季節は太りやすいと思っていませんか? 実は、冬こそダイエット・ハイシーズン!気温が下がると、私たちの体は内臓を冷えから守るためにカロリーを消費。すると代謝が高まり痩せやすくなるのです。春に向けて美しい体作りを目指すために、パーソナルトレーナー・ヨガインストラクターの西澤絵理さんによる「ボディメイクヨガ」で気になる部位に効かせていきましょう!今回のテーマは、下腹部ヤセ♡
痩せにくい下腹部にアプローチし、憧れの腹筋女子に!
ヨガ×筋トレ、正しい姿勢を意識することで、私は引き締まったお腹まわりをキープしています。姿勢の面では、骨盤が前傾すると反り腰になり下腹部が出やすいので要注意。最近は、適度に割れた腹筋に憧れる女性が増えていますが、その場合、筋トレはもちろん体脂肪を適切に保つのがポイント。私は体脂肪の元になる糖質の摂り過ぎに注意し、筋肉の材料となるたんぱく質を積極的に摂取しています。外食だとパスタなどの一品料理で済ませがちですが、それだと糖質が気になるところ。なので、おかずをいろいろ食べられて栄養バランスの良い和定食を意識的に選んでいます。
今回ご紹介するのは、痩せにくい下腹部を含めた体幹を鍛えるヨガポーズ。舟のポーズはシックスパックと呼ばれる腹直筋を集中的に刺激できます。(西澤絵理さん)
舟のポーズ
目的と効果:体の中心を意識的に使い、体幹部にある腹直筋をダイレクトに刺激する。
やり方
1.両膝を立てて座り、指先は体の方向に向けて両手をお尻の後ろにつく。
Photo by Shoko Matsuhashi
2.両脚を持ち上げて脛をマットと平行に保ち、両手は前へ伸ばす。
Photo by Shoko Matsuhashi
3.できる人は両膝を伸ばし、両手を肩の延長線上に伸ばす。
Photo by Shoko Matsuhashi
効果UPのポイント:お腹に効かせるには、「背筋を伸ばす、肩を下げる、胸を開く」ことを意識して。両膝を伸ばすことより背筋の伸びを優先させる。
板のポーズ
目的と効果:背筋が伸びた正しい姿勢で体幹全体を鍛え、引き締まったお腹を手に入れる。
やり方
1.四つん這いになり肩の下に手首をセットする。つま先は立てておく。
Photo by Shoko Matsuhashi
2.肩の位置を変えず、片脚ずつ後ろに引く。肩甲骨の間が下がらないように両手でマットを強く押し、頭頂からかかとまでを一直線に保つ。
Photo by Shoko Matsuhashi
効果UPのポイント:おへそを背中側に引き込み、お尻が上がりすぎないように注意する。
教えてくれたのは…西澤絵理さん
幼少期から水泳や器械体操を行い、水泳では強化選手として実績を残す。高校在学時よりヨガを始め、ハワイでヨウコ・フジワラに師事。全米ヨガアライアンスRYT200取得し、帰国後IYCにて練習を重ねる。2018年ミス・ワールド・ジャパン2018に出場し審査員特別賞とミスヨガ賞を受賞。現在、都内各地でヨガインストラクターとフィットネスパーソナルトレーナーとして活動している。