一人暮らしでよく選ばれる9畳は、余裕がありそうで、家具を配置すると案外そうでもない微妙な広さをしています。しかし、正しいレイアウトの知識さえ持っていれば、部屋を広く見せることもおしゃれなインテリアを実現させることも可能です。
9畳部屋のレイアウト術をご紹介
一人暮らしでよく選ばれる9畳は、余裕がありそうで、家具を配置すると案外そうでもない微妙な広さをしています。しかし、正しいレイアウトの知識さえ持っていれば、部屋を広く見せることもおしゃれなインテリアを実現させることも可能です。
今回は、理想の一人暮らしに一歩でも近付けるコツ、9畳に設置するアイテムの選び方もご紹介します。
目次
長方形9畳部屋のレイアウト《家具の配置》
収納家具は片面にレイアウト
同じ床面積であっても、部屋の形が違えばインテリアの見え方も変わります。こちらでは、9畳で間取りが長方形である時のポイントを解説します。
まずは、収納家具を片面にだけ配置するよう意識しましょう。短い距離で対面させるよう配置するより、片面にのみにして通路を広くとる方が開放感が出ます。
対面している部分のないレイアウトは難しいかもしれませんが、できるだけ意識してみましょう。
ベッドは床の形と平行にレイアウト
ベッドを床と平行に配置すると、9畳が縦に広く見えます。
これは視覚効果が関連するレイアウト術で、距離が最も離れている壁と壁までに家具がなく、見通しの良い状態になっていると人間は「広い」と錯覚するのです。
ワンルームや1Kであったとしても、この効果を利用すればすっきりとしたコーディネートとなるでしょう。
9畳ではサイドテーブルは折り畳み式や椅子などにすると、使用時以外は収納できるため便利です。
ソファがある時はベッドを垂直にレイアウト
9畳を広く見せるならソファベッドが最も有効的ですが、一人暮らしでもベッドとソファを置いたインテリアにしたい人もいるでしょう。
そんな時は、画像のようなレイアウトがおすすめです。ソファの背とベッドのヘッドボードを同じ向きに置くと、統一感が出てまとまった印象を与えられます。
その代わり、9畳でベッドとソファを置く時、他の大型家具を置くのは控えた方が良いでしょう。
部屋の中心を空けたレイアウト
9畳をスッキリ見せるために、部屋の中心部分は家具を置かないようにしましょう。
ローテーブルなどを配置すると導線が狭まり、圧迫感のあるインテリアコーディネートとなってしまいます。
9畳の一人暮らしなら、テーブルは折り畳み式を使用し、必要な時にだけ出せるようにするのがおすすめ。
広く見せられるのはもちろん、誰かが泊まりに来るようなことがあっても臨機応変に対応できるため非常に便利です。
ラックで仕切るレイアウト
続いては、9畳には決して見えない上級者コーディネートです。
扉を締め切りたくない時やワンルームで2つの部屋を作りたい時は、見通しの良いラックを仕切りとして配置しましょう。
締め切らず隔たりを設けることで、9畳でも狭くさせないため配慮しつつ、双方を部屋として独立させたレイアウトです。
ラックを置くだけでも、不思議と脳は個々の部屋だと判断します。遊び心のあるおしゃれなコーディネートに挑戦してみましょう。