ラックを窓の前に置くレイアウト
通常、窓の前に収納家具を配置するインテリアは滅多にないでしょう。しかし、シンプルなラックなら話は別です。
外から差し込む光を遮らず、窓の機能・部屋の開放感は共に失われないため、配置しても問題はないでしょう。
9畳は余裕が十分にあるわけではないので、持っているラックによっては窓を避けたレイアウトが難しい場合もあります。
そんな時は、このように固定概念に囚われない方法も視野に入れましょう。
万能なテーブルを使ったレイアウト
一人暮らしの9畳しかない空間で、テーブルをいくつも配置する余裕はほぼありません。
9畳では、1台で2役果たせるよう食事の際に不便をしないサイズの天板・デスクワークなどがしやすい高さのテーブルを選び、無駄なものがないインテリアを目指しましょう。
食事は、一人暮らしなら600×600程度の天板でも十分です。デスクワークは人によって集中しやすい環境が異なるため、自分の習慣を基準に選んでください。
テーブルを2台置いたレイアウト
9畳の一人暮らしで2台のテーブルを設置したい場合は、それぞれの目的を考慮した必要最低限の天板サイズ・脚の細いデザインを選びましょう。
9畳では余計なサイズ感を省く意識を持って家具を選択するだけで、窮屈さを軽減できるはずです。
天板の色は、床や壁などと類似したものを選ぶと、さらに整ったコーディネートになるためおすすめ。
ワンルームや1Kのインテリアで実践し、その効果を実感してみてください。
正方形9畳部屋のレイアウト《家具の配置》
背の低い家具をレイアウト
続いては、ワンルームや1Kが正方形だった場合の一人暮らし向けレイアウトです。
9畳だと置くものが少なければ非常に広く感じますが、家具のレイアウト次第で一気に狭い印象を与えてしまいます。
そこで、9畳を広く見せるためにおすすめなのが、低い家具を中心にしたコーディネートです。
視界を遮るものが少なくなり、自然とその空間を「広い」と思わせる効果がありますよ。
ベッドは就寝時間に合わせたレイアウト
長方形のインテリアとは違いベッドを四方自由に配置できるため、一人暮らしの生活習慣に合ったレイアウトが可能です。
例えば、朝早くに起床する人は窓から近い方向に頭が来るように、逆に夜遅くに起床する人は窓から遠い方向に頭が来るようにしてください。
すると、睡眠の質を下げない効率的なコーディネートとなりますよ。正方形であることを最大限に活かし、住みやすい9畳の一人暮らしを目指しましょう。