鶏むね肉を美味しく食べる方法が知りたい!
お財布に優しい価格で手に入る上、低糖質・高タンパク!鶏むね肉は、家計にも身体にも嬉しい食材ですよね。しかし、脂身がほとんどないためパサつきやすく、美味しさが落ちてしまいがちなのが難点です。
そこで今回は、筆者が実際に試してみて「これはいい!」と思った、鶏むね肉をしっとり柔らかく仕上げる調理方法をご紹介していきます。これを覚えれば、毎日鶏むね肉でも飽きることなく美味しく食べられますよ♡
鶏むね肉がしっとり美味しくなる裏技
①ブライン液に漬ける
料理上手な人がやっている、水に対して5%の塩と砂糖を加えた「ブライン液」に漬けておく方法。一晩つけたら驚くほどお肉が柔らかくジューシーになりましたよ!
塩分濃度が濃すぎると逆にパサついてしまうので、計量はしっかり行うのがベターです。どの家庭にもある調味料でできるのでお手軽にできます。お肉自体に味がつかないので、さまざまな料理に活用できる裏技です。
②塩麹に漬ける
計量が少々面倒に感じている方におすすめなのは、塩麹に漬けておく裏技。塩麹に含まれる酵素のひとつプロテアーゼが、たんぱく質を分解し、うまみ成分アミノ酸が増えることで、肉質が柔らかくなり旨味もグンと増します!
漬け時間20〜30分ほどで、鶏むね肉がふっくら食感になります。こちらのレシピでは塩も加えていますが、加えなくてもしっかり柔らかく、下味もしっかりつきますよ。
③筋繊維を断ち切る
脂肪が少ない鶏むね肉は、ほとんどが鶏の筋肉です。その筋肉の繊維の方向をしっかりと確認して、断ち切るように切ると、柔らかい食感になるんです。この裏技で、フォークで刺すよりも、柔らかさを実感できました!
こちらのレシピでは、「そぎ切り」と「観音開き」のやり方が紹介されています。どちらも覚えておくと便利です。味も染みやすくなる切り方なので、料理の美味しさがアップしますよ。
④蒸し鶏は余熱調理する
しっとり蒸し鶏を作るなら、余熱調理が正解です!水を沸騰させた鍋の中に鶏むね肉をいれ、再沸騰させたらすぐに火を消し、あとは放置するだけ。感動するほどしっとりとした蒸し鶏が作れますよ。
蓋をしたまま40分~1時間放置しますが、気になっても絶対に蓋は開けないようにしてくださいね。この方法で、レストランでも取り入れている低温調理が可能に。作り置きしても、柔らかいままでした。
⑤唐揚げにはマヨネーズを加える
鶏むね肉で唐揚げをすると、鶏もも肉のようなジューシーさがなく、ちょっぴり残念な仕上がりになることがありますよね。そこで活躍するのがマヨネーズです!この裏技で手料理を振る舞ったら、鶏むね肉だとバレませんでした。
マヨネーズに含まれる油分で、鶏もも肉のような食感になるんです。他にも、酢、卵、アミノ酸、食塩なども含まれているため、味にコクと深みが生まれるというメリットも。簡単なので、ぜひ取り入れてみてください。