カルボナーラに最適のチーズを知っていますか?日本で定番のパルメザンチーズはイタリアではあまり使われていないとか……今回はカルボナーラと相性の良いチーズについてまとめました。チーズの種類に分けたレシピで本格カルボナーラ堪能してくださいね。
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カルボナーラに最適のチーズって?
自宅でカルボナーラを作るとき、どんな種類のチーズを使いますか?
日本では、パルメザンチーズが一般的ですが、実は、その他にもカルボナーラと相性の良いチーズがあるんです。最近ではスーパーでもいろいろな種類のチーズが並んでいるので見かけたことがある人も多いはず。カルボナーラと相性の良いチーズは、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノ、グラナ・パダーノです。
今回は、この3種類のチーズについてまとめました。チーズ別におすすめのカルボナーラレシピもご紹介します。それぞれ違った味わいのカルボナーラを楽しめますよ。あなたのお好みのチーズで本格カルボナーラを作ってみませんか?
カルボナーラにはこのチーズ!
日本で定番のカルボナーラの多くは、パルメザンチーズを使っています。日本人の味覚には、食べなれているパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)が一番合っているようです。
イタリアの多くは、その他のチーズを使っています。カルボナーラの本場、イタリアのローマでは、ペコリーノ・ロマーノが使われてます。ペコリーノ・ロマーノは、ローマで作られているので、地元のチーズを使って作られた伝統的なパスタというわけなのです。
チーズの特徴
ここでは、パルメザンチーズや、その他カルボナーラと相性が良いチーズの特徴をご紹介します。
パルミジャーノ・レッジャーノ
特徴:熟成期間が長いため非常に風味豊かな味わいですが、その半面硬質なチーズなため、切り分ける際には専用のナイフを使います。
価格:606円(税込)/100g
ペコリーノ・ロマーノ
特徴:もともとは保存食として作られていたという理由から、塩分がとても強いチーズです。料理に使う際は、パルミジャーノ・レッジャーノを同量加えて、混ぜて使うのがおすすめ。羊のミルク独特の甘い香りが特徴で、パルミジャーノ・レッジャーノ同様、硬質チーズです。
価格:734円(税込)/130g
グラナ・パダーノ
特徴:外皮が厚く、茶褐色で硬いのが特徴です。上で紹介したパルミジャーノ・レッジャーノが高級なのに対し、こちらは朝夕2回搾乳した牛乳を使用し、熟成期間も短いため生産量も多く、お手頃な価格で日常使いに向いています。
価格:545円(税込)/100g
イタリアではパルメザンは使わない⁉︎
本場イタリアでは、多くがパルミジャーノ・レッジャーノではなく、ペコリーノ・ロマーノ(羊乳のチーズ)を使います。実は、パルメザンチーズを使うことのほうがまれなんですよ。
ペコリーノ・ロマーノは、聞きなじみのないチーズですが、とても味が強いチーズなので、これを使うと使わないのでは、できあがりの味がぐんと変わります。
購入する際のポイント
本場カルボナーラの味を再現するためには、チーズの鮮度が大切です。スーパーなどで真空パックになっているものも良いが、専門店で質の高いチーズを買うことがおすすめですよ。塊を購入して、けずって使用するのがベストです。けずりたてのチーズの味をぜひお試しくださいね。
手軽に作りたい人は、冷蔵庫に常備されているとろけるチーズや、ピザ用チーズでもカルボナーラは作れますよ!
基本的なカルボナーラレシピ
日本人好みのカルボナーラレシピです。生クリームを使って濃厚に仕上げていますよ。
ボウルに卵黄、粉チーズ、生クリーム、塩こしょうを入れ、しっかり混ぜ合わせておきます。ベーコンはブロック状に、マッシュルームは縦4つに切っておきます。フライパンでベーコンをカリカリに炒め、マッシュルームを加えます。パスタを表示時間より1分早めに茹で上げ、ボウルに加えて、ソースと絡ませます。さらに炒めたベーコン、マッシュルームをボウルに加えて混ぜたらできあがり!仕上げに粗びき黒コショウを振りかけていただきます。