幅広い層に愛されるいなり寿司。お弁当に入れる方も多いのではないでしょうか?その起源は古く、江戸時代から親しまれてきたのだとか。地域によって中に詰める具は様々ありますが、こちらでは酢飯のみで作る基本のいなり寿司のレシピをご紹介します。
mikA.K
お店の味!いなり寿司の基本レシピ
甘辛く味付けされた油揚げで作るいなり寿司。ジューシーでとてもおいしいですよね。好きな方もたくさんいらっしゃると思いますが「お家で作るのは手がかかりそう」と思いませんか?実は意外と簡単に作れちゃうんです。こちらではすし酢で味付けされた酢飯を包んだ基本のいなり寿司の作り方をご紹介します。
材料(10個分)
・油揚げ 全形5枚
・Aしょうゆ 大さじ3
A砂糖 大さじ3
Aみりん 大さじ1
Aだし汁 カップ1と1/2(300ml)
・米 2合
・B酢 大さじ4
B砂糖 大さじ3
B塩 小さじ1/2
作り方
1. 油揚げの下処理をします。
まな板に油揚げを一枚ずつのせ、さい箸を押さえつけるように転がします。長さを半分に切って袋状にします。無理に開こうとすると破れるので、慎重に。
指を使って角の部分までしっかり開くと、仕上がりがきれいになります。
2. 油抜きをします。
鍋に湯を沸かし、袋状にした油揚げをさっと茹でます。(10秒くらい)ざるに上げて冷まし、ぎゅっと水けをきります。
3. 油揚げを煮ていきます。
鍋にAを入れ火にかけます。砂糖が溶けたら油揚げを入れます。(できるだけ煮汁につかる様に入れましょう)落し蓋をし、弱火で煮ていきます。煮汁が少し残るくらいで火を止めてください。落し蓋をしたままで冷ましましょう。
できればひと晩、そのまま置いておきましょう。油揚げにしっかりと味が入って、よりジューシーになります。
4. すし酢を作ります。
すし酢を作ります。ボウルにBを入れ混ぜておきます。砂糖と塩が溶けたら大さじ1を別の容器に移しておきます。
5. お米を炊いて酢飯を作ります。
洗米したお米を硬めに炊きます。炊き上がったらボウルやすし桶などに移し、4を回しかけて切るように混ぜます。うちわであおぎながら冷まします。
6. 酢飯を成型します。
酢飯をしゃもじで10等分にし、取り分けておいたすし酢を手に付けて俵型に成型します。あまりぎゅっと握りすぎないようにしましょう。
7. 油揚げに詰めていきます。
油揚げを軽く絞って、酢飯を詰める。破れないように優しく詰めてください。角まで軽く押し込んであげるときれいに仕上がります。口を閉じて軽く形を整えて完成です。
破れないように包むコツは、酢飯をたくさん詰め込まないこと。あまりたくさん入れないほうがおいしく仕上がります。慣れないうちは成型した酢飯を一回で詰めようとせず、二回くらいに分けても◎形を整えるときも握りすぎないことが、口当たりの優しいいなり寿司になります。