焼き上げ
1.生地にクッキングシートをかぶせたら、その上に重し(重石や生豆、生米など)をのせて180℃に予熱したオーブンで12~15分焼きます。
2.クッキングシートと重しを取ったら、タルトの内側がこんがり焼けるようにさらに5分ほど焼いて冷まします。
3.焼き上がりのタルト台は、生地が崩れやすいので冷めてから型からゆっくり外してください。タルトの底にしっかり焼き目がついていればOKです。
作るときのコツ
素早くタルト型に生地を敷く
タルト生地を手で触るとバターがだれて、焼き上げた時のサクサク食感が損なわれてしまいます。タルト型に生地を敷くときはなるべく早く、手で触りすぎないようにしましょう。
また、タルト型に生地を敷いたあとにしっかり冷蔵庫で生地を冷やすのも重要。この時間を設けるのと省くのでは、焼き上がりの生地の口溶けが違ってきます。サクサクほろほろの生地にするには、冷蔵庫で長めに生地を寝かせるようにしてください。
タルト型や重石がなくてもOK
もしタルト型がない場合は、普通のケーキ型で焼いてください。ケーキ型のサイズにもよりますが、1/3ほどの高さまで生地を敷くと、ちょうどいいタルト台になりますよ。
タルトを焼く時の重石がなければ、生豆や生米を重しとして使いましょう。タルトにクッキングシートを敷いてから、重しを入れるように!もちろん、豆やお米を重しに使ったあとは、炊いたり調理すればおいしくいただけます。
人気アレンジタルト台レシピ5選
1. バター不要!ホットケーキミックスでタルト台
ホットケーキミックスで作るお手軽タルト台は、バターも不要ですぐできるのが嬉しいポイント。150g入りのホットケーキミックスの袋があれば、材料を軽量する必要もありません!
懐かしい甘さと、素朴なさくさく食感が特徴です。簡単に作ることができるので、お子さんと一緒に作るのもおすすめ。
2. ココアのほろにがタルト台
純ココアパウダーを入れたタルト台は、さくさくほろほろの食感がたまりません。ココアのほろ苦い生地にはホイップクリームやミルククリームなど濃厚で甘みのあるクリームがよく合いそう。
ココアの色もタルト全体のアクセントになること間違いなしです。白いクリームや赤いイチゴとのコントラストを楽しんでみてはいかがでしょう。
3. マヨネーズでさくさくタルト台
バターも卵も使わないタルト台なのに、さくっと軽く仕上がる秘密はなんとマヨネーズ!マヨネーズに含まれる油分と卵を活用するアイデアは秀逸で、すぐにでも真似したくなってしまいますね。
薄力粉にコンスターチを少量加えることでさらに心地いい食感にしています。扱いやすい生地なので、手で生地を簡単に伸ばすことができます。
4. おからのヘルシータルト台
おからパウダーとオリーブオイル、オリゴ糖を使ったヘルシーなタルト台は、普段から健康に気をつかっている方にも嬉しいレシピです。おからパウダーの量は多すぎないので、違和感なくおいしいタルト台が焼き上がります。
面倒な工程が一切ないので、思い立ったらすぐ焼けるのも魅力的ですね。