きゅうりとなすの浅漬け
箸休めの定番といえば浅漬け。白だしを使えば既製品を買わなくても手軽においしく作れますよ。
なすは水にさらしてアクを抜くことで、クセがなく子どもでも食べやすくなります。食卓の名脇役として、レシピを覚えておくと安心ですね。
なすが苦手・嫌いな子どもには…?
夏野菜の定番のなすですが、苦手な子どもが意外と多いのではないでしょうか?なすの独特の食感が苦手という場合や、アクの強さ、皮が口に残る感触が嫌だという子どもが多いようです。
そこでまずなすを調理する前には水に浸けてしっかりアクを抜いておくことが大切です。また、なすは油と相性抜群!炒めることで甘味が出て食べやすくなります。食感や皮が気になるという子どもには、加熱して出してあげるとよいでしょう。チーズやひき肉などの子どもが好きな食材といっしょに出すのもおすすめです。
なすは水分が多いため、栄養があまり無いと誤解されやすいですが、ポリフェノールやカリウムなどの栄養素を含みます。
特にポリフェノールの一種・ナスニンは強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを押さえるほか、目の機能をサポートするといわれています。ナスニンはなすの皮の紫色を出している成分。夏野菜の鮮やかな色は、見た目だけでなく身体にもうれしい栄養素なんです。
「色の部分に栄養があるんだよ」、と子どもに伝えてあげて、なすに興味を持ってもらうきっかけにできたらいいですね。
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アレンジ次第で主菜にも副菜にもなる、なす。旬の時期はおいしくてお財布にも優しいため、レパートリーを充実させておけば、食卓で活躍すること間違いなしですね。
なすが苦手という子どもには、まずアク抜きをしっかりと行って、グラタンやカレーなど子どもの好きな料理に入れてみるところから始めてみましょう。さまざまななす料理を出してあげることで、子どもがなすのおいしさに気づくきっかけをつくれるとうれしいですね。