忘れられない10周年イヤーライブのハプニング!?
「慌ててステージによじ登って『Rising Sun』を踊りました(笑)」
25周年のお祝いが待ち遠しいところですが、今までのアニバーサリーライブではどんな思い出がありますか?…そんな質問から、びっくりするようなエピソードが!
「2011年、10周年イヤーに開催されたライブの『EXILE LIVE TOUR 2011 TOWER OF WISH 〜願いの塔〜 』では、今だから言えますけど初日にリフターのハプニングがありました。当時、メンバー同士で“ライブの登場シーンに、パフォーマーが一人だけリフターで上がっちゃったらお客さんはどんな反応するんだろうね”って話していたことが現実に起こった。NAOTO(EXILE NAOTO)一人がせり上がってステージに立つ状況になったんです」
えっ、それはこわすぎる…!お客さんの反応はどうだったんでしょうか?
「通常のライブなら、ATSUSHI(EXILE ATSUSHI)とTAKAHIRO(EXILE TAKAHIRO)が最初に登場し、そのあとにパフォーマーが続く流れで“わ〜〜〜〜〜!!”と一気に盛り上がるんです。ところが、この日はリフターのハプニングでNAOTO一人だけがステージに登場しちゃった。お客さんの歓声が、“わ〜〜〜〜〜………ん!?”って(笑)。お客さんが戸惑っているのを歓声で感じましたね。NAOTOの登場のあと、メンバーのリフターも遅れて上がったんですけど、同じリフターだった僕とNESMITH(EXILE NESMITH)だけ最後まで上がらなかったんです。慌てて二人してステージによじ登って『Rising Sun』を踊りました(笑)」
衝撃的すぎるレアなハプニングは、観客席で観てみたかったです!
『EXTREME BEST』の誕生秘話からMVの裏話
「『Rising Sun』は2時間で振りを覚えました」
これまでの活動の結晶ともいえるベスト盤について、MAKIDAIさんは「自分たちにとってもメモリアルな作品」と語ります。デビュー15周年に発売された『EXTREME BEST』は、どのように誕生したのでしょうか。
「EXILEメンバーミーティングで選曲や曲順を話し合いましたね。ライブのセットリストを組む感覚に近くて、まずは軸を決めてから肉付けしていく。アートワークも含めて、みんなで作り上げていきました」
シングル45曲に加え、MV53曲を収録した豪華盤。EXILEのパフォーマンスの魅力がぎゅっと詰まったMVを振り返ると、『Rising Sun』撮影時の裏話も飛び出しました。
「MV撮影やテレビ出演もあって、ダンスの振りは前もって覚えるようにしていたんですけど、『Rising Sun』のMVのときは直前まで舞台に出演させていただいていたので、みんなと一緒のリハーサルに一度も参加できなかったんです。2時間しか練習できないっていう状況の中、コレオグラフの方に付きっ切りで振りを入れていただきました。不思議なもので、追い込まれている方が集中力が高まるので覚えられるんです。時間が無限にある方があんまり覚えられないんですけど、僕の場合は時間が制限されている方が集中できるみたいです」
デビュー25周年の話から、びっくりするような裏話をたっぷりお聞きすることができた【今月の甘い時間】。MAKIDAIさんの口から語られる話が面白くて、ロカリ編集部は涙を流しながら笑って聞き入ってしまいました。来年の「LDH PERFECT YEAR 2026」も目がはなせません!来月もお楽しみに。
MAKIDAIさんプロフィール
2001年9月27日、シングル「Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭~」でデビュー。日本テレビ「ZIP!」火曜日メインパーソナリティを務めるなど、多彩な才能を発揮。
2014年には、その名を冠したライブ「DJ MAKIDAI presents"CLUB EXILE"」を開催。
同年に、EXILE HIRO、VERBAL、DJ DARUMAとともにプロデュースユニットPKCZ®を結成し、音楽やイベント、アパレルなど様々なプロデュースを展開。2015年12月31日にEXILEのパフォーマーを勇退し、PKCZ®としての活動を本格化。
2017年には海外の大型フェス「Ultra Singapore」、「Tomorrowland」にも参加し、PKCZ®として初のアルバム「360° ChamberZ」をリリース。現在も国内外のイベントに出演している。
新譜のデジタルリリースも解禁!
PKCZ®のデジタルシングル 「Times feat. MA55IVE THE RAMPAGE」が2025年6月11日にリリース!
THE RAMPAGEのパフォーマーであるLIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀の5人によるヒップホップユニットMA55IVE THE RAMPAGEを客演に迎え、再び音楽シーンに鮮烈なインパクトを与える新曲になっています。
新曲のジャンルは、“和製RAVE SOUND”。BASS HOUSEを得意としているPKCZ®のメンバーであるALAN SHIRAHAMAが作曲。日本発ながら世界基準のサウンドクオリティを誇るこの曲は、爆音でこそ真価を発揮する、重厚かつ攻撃的なベースが特徴のクラブアンセムとなっているのでぜひ聴いてみて!
MA55IVE THE RAMPAGEとの夢のコラボレーションにより、重低音を効かせたRAVE SOUNDと日本語ラップが絶妙に融合し、エネルギッシュな掛け合いによって、唯一無二の世界観を形成し、まさに“フロアキラー”と呼ぶにふさわしい近未来的な楽曲に仕上がっています。
インタビュー/LOCARI編集部