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ヨガで依存症治療!悪習慣を断ち行動習慣を変えるための「クンダリーニヨガ」とは

美容

いま、アメリカでは依存症の代替治療としてマインドフルネスや瞑想、ヨガが効果が期待されるとして注目されている。今回は、ヨガ指導者で、依存症治療の専門家でもあるトミー・ローゼンに、"気づきのヨガ"と言われるクンダリーニヨガについて取材した。

TOMMY ROSEN & KIA MILLER

コア
シークエンス
チャクラ

今回紹介するプラクティスをこれから毎日40日間(クンダリーニヨガで行動パターンを新しく書き換えるのに必要だと考えられている期間)行ってみよう。これは朝、1日が始まる前に行うのがベストだ。このクリヤを新しい習慣にすると、依存行為の背後にしばしば見られるマイナス思考、自己への疑い、優柔不断、憤りなどが次第に消え、それが満足感、充足感、自由、どんな変化を望み決意をしたとしても、それを守り続けようとする強さへと変わるのに気づくだろう。

クンダリーニヨガ
クリヤ

最初にオング ナモ グル デヴ ナモ(内なる神聖で創造的な意識に挨拶します、内なる師に挨拶します)というクンダリーニヨガのアディ・マントラを3回唱えてから始めよう。まずは必要なときに休みを入れながらゆっくりと行い、徐々にポーズで求められている回数まで増やしていくようにしよう。目は閉じておき、眉間にあるチャクラ、エネルギーセンターである第三の目に集中する。息を吸うときにサット(真実)、吐くときにナム(名)と心の中で繰り返し唱えて集中を高めよう。ポーズを行った後には必ず最低でも30秒から60秒間の休みを入れるようにする。

クンダリーニヨガ
マントラ
チャクラ

1.交互に足を上げるポーズ

仰向けに横になる。息をゆっくりと吸いながら、下腹部をひっこめ、つま先を天井のほうへと伸ばして左脚を90度に上げる。息をゆっくりと吐きながら下げる。腰をサポートしたいときには、手を骨盤の下に入れるようにする。脚を左右交互に替えながら3分間続ける。このポーズで、へその部分のエネルギーが活気づき始める。

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交互に足を上げるポーズ(Photo by JOE HANCOCK)

2.クロス・クロール

横になったまま脚をまっすぐ伸ばし、腕は体側に置く。息を吸い、右腕を頭の上へ伸ばしながら、左膝を曲げて胸へ持っていく。息を吐き、右腕と左足を下ろして床に戻し、左膝を伸ばす。長く深い呼吸をしながら左右交互に3分間この動きを続ける。へその部分に意識を集中すると、第三チャクラ周辺にエネルギーを集めやすい。

チャクラ
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クロス・クロール(Photo by JOE HANCOCK)

3.下向きの犬のポーズのバリエーション

両手の親指を合わせ、その他の指を少し外側に開いた下向きの犬のポーズのバリエーションポーズに入る(肩を怪我している場合は手を肩幅に開く)。足は腰幅に開いておく。コアの筋肉を働かせて骨盤を引き上げ、後方へ移動して肩にかかる負荷をとる。長く深い呼吸を3分間続ける。

下向きの犬のポーズ
コア
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下向きの犬のポーズのバリエーション(Photo by JOE HANCOCK)

本質的には逆転ポーズであるこのポーズは、エネルギーを脳のほうへと流す。

4.コブラのポーズ(ブジャンガーサナ)

うつぶせになる。手を肩の下に置いて指を大きく開き、骨盤から足の甲までをしっかりと床につけながら、脚を緊張させて尾骨をかかとの方へ伸ばす。肘を少し曲げ、胸を開き、肩をリラックスしながら息を吸って胸を引き上げる。深い呼吸をしながら2分間この姿勢をキープする。このポーズは、エネルギーを背骨の方へ引き込み、胸を開く。

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コブラのポーズ(Photo by JOE HANCOCK)

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