【基本】里芋の下ごしらえ方法

里芋の最大の特徴である「ぬめり」。独特の食感を生み出す大切な成分ですが、調理するうえでは扱いにくさの元になりますよね。また、ぬめりを残したままだと雑味の原因になってしまったり、里芋に味が染み込みにくくなってしまいます。
ここでは、基本的な里芋の下ごしらえ方法をご紹介。ぬめりをきちんと取り除いて、料理に生かしましょう。
手順

1. 里芋の表面についた泥を洗い、頭とお尻の先端を切り落とします。

2. 里芋の皮を剥きます。このとき、すこし厚めを意識しながら剥くといいでしょう。

3. 皮を剥いた里芋に塩をまぶし、両手でゴロゴロと揉み込みます。

4. 塩がついた状態のまま沸騰したお湯の中に入れ、中火で5〜10分ほどゆでます。

5. ゆで終わったら水を張ったボウルに移し、よく洗ってぬめりを取ります。

6. ザルにとって、水をよく切ったら完了です。
作業するときのポイント
里芋のぬめり成分は、手につくとかゆくなってしまうことがあります。肌が弱い方は、直接触らずポリ手袋などをはめるようにしましょう。さらにその上から軍手をすることで、皮を剥く際にすべりにくくなります。
また、下ごしらえでのゆでる工程はあくまで「下ゆで」です。そのあとに煮たり炒めたりする場合はそこでも火が通るので、加熱時間に気を付けましょう。