ふんわりと軽い歯ざわりの春キャベツは、サッと熱を通していただくとおいしくいただけます。今回紹介する『春キャベツと鶏の関西風すき煮』は、そんな春キャベツの魅力を存分に楽しめるお料理!よく冷えたビールのお供にぴったりです♪
前田未希
春キャベツなら「じっくりコトコト」しなくてもOK!
柔らかい歯ざわりが楽しめる春キャベツ。水分量の多い春キャベツはコトコト煮込むよりも、生のままやサッと火を通していただくのがおすすめです。
今回紹介するのは、春キャベツのいいとこどりレシピ♪ 関西風のすき焼きのように水を一切いれないので、旨みがしっかり。相性のよい鶏もも肉と合わせて、素材本来の食感と甘みを存分に楽しみましょう。
おかずにもおつまみにもぴったりな一品です。冷めてもおいしく、作り置きにも◎。
『春キャベツと鶏の関西風すき煮』の作り方
春キャベツ 1玉
鶏もも肉 1枚
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ3
①春キャベツは芯を除き、8等分に串切りする。
②熱したフライパンで、鶏もも肉の皮がこんがりするまで中火で焼く。
鶏もも肉は皮目を下にして焼き始めましょう。皮から油が出るので、フライパンに油をひく必要はありません。
③ひっくり返して、反対側も中火で2〜3分加熱する。
鶏肉はキャベツに比べて火の通りが遅いので、あらかじめ加熱しておきます。
④鶏肉から出た油をキッチンペーパーで軽く拭き取る。
脂分が多く油っぽくなってしまうので、必ず拭き取りましょう。
⑤フライパンにキャベツを加える。
キャベツはほぐさずにフライパン全体に敷き詰めると、火が通り過ぎず食感を楽しめます。
⑥混ぜ合わせた砂糖と醤油を、全体に回しかける。
⑦アルミホイル等で落し蓋をして、中火で3〜4分間煮る。
⑧蓋を取って火からおろし、粗熱をとる。
一旦火からおろし、余熱で芯までじっくり熱を通します。粗熱をしっかりとると味も馴染みますよ。
すきやき味でごはんもお酒もノンストップ!
水を一切加えず、春キャベツからでる水分だけでふっくら焼き上げました。醤油と砂糖のみとシンプルな味付けですが、鶏もも肉とキャベツから染み出した旨みがたっぷりで飽きのこない味わい!七味唐辛子でピリッとした味付けにしたり、すき焼きのように生卵を絡めたりしても一層おいしくいただけますよ。
すっきりとした口当たりのビールや、キリッとした後味の日本酒と合わせて召し上がれ♪