たまごのスペシャリスト「たまごソムリエ」が、とろとろの玉子丼を作る上で味の決め手となる「つゆ」の黄金比を伝授します。さらに、ふわふわの食感を生み出すコツや、クセになるようなコクを加えるためのポイントもご紹介!
友加里
玉子丼の味の決め手はつゆにある!
今回、ご紹介するのはテーマは「玉子丼」。具材はとてもシンプルで、卵の味や食感を存分に堪能できる代表的な卵料理です。
今回は、「玉子丼」の味の決め手となる「つゆ」の黄金比を伝授しちゃいます。これさえ頭に入れておけば、あとは好みの味の濃さに調整するだけ。
とっても覚えやすいので、ぜひ覚えてくださいね!
究極の黄金比とは?
では、その黄金比!さっそくお教えします。
「つゆ」の味のベースは、醤油・みりん・だし汁。気になる黄金比は……
1(醤油):2(みりん):2(だし汁)
なのです!
※顆粒のだしの素を使う場合、4(水):1(顆粒のだしの素)を目安に。
究極の玉子丼レシピ
ではさっそく、黄金比のつゆで作った、究極の玉子丼レシピをご紹介します。
材料
・卵 2個
・醤油 小さじ1
・みりん 小さじ2
・だし汁 小さじ2
・玉ねぎ 1/4個
・三ツ葉 適量
・ご飯 1人前
作り方
【下準備】
・玉ねぎを薄切りにする。
・卵をざっくりと溶いておく。
①醤油、みりん、だし汁を合わせ、ひと煮立ちさせる。
基本となるつゆを作ります。
②玉ねぎを加え、弱火で煮る。
玉ねぎは、やわらかくなるまで弱火でコトコト煮ましょう。
③卵を2回に分けて入れる。
玉ねぎが煮えてきたら、卵を半分くらい入れ、菜箸で2〜3回かき混ぜましょう。
④残りの卵を入れて火を止める。
卵に火が通ってきたら残りの卵を入れて火を止め、予熱で火を通しましょう。
⑤ご飯の上にのせて、完成!
卵を2回にわけて入れることで、できた温度差を利用し、固まりかけた最初の卵と後入れの半熟とろとろ卵を合わせて仕上げます。フライパンを滑らせて、ご飯の上にのせましょう。お好みで、三ツ葉を添えてどうぞ。
玉子丼の時短調理はめんつゆで!
黄金比を紹介しておいてなんですが、もっと簡単に作りたい方は、めんつゆを使えば時短にもなって味も失敗知らずです。
さらに、ふわふわにする裏技や、さらなる時短テクニックもご紹介!