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「1000万円貯蓄塾」ロカリ読者のリアル家計診断!“出費が多い家庭”の見直し&貯蓄テク(後編)

水谷先生のアドバイス

「“サエさんのカード”というのは、サエさんのプライベートなカードでしょうか?
もし、同じにされているのであれば、生活費(家族用)と分けて使用されるとわかりやすくなると思います。また、家計簿アプリとクレジットカードを連携して費目をしっかり確認するのもおすすめです。お金を使いすぎていればどの費目が増えているのかなどを、現金払いのときと同じように管理することが大切です」(水谷先生)

二人目誕生に向けて、家計を立て直したい!

今のうちに立て直すべきところは?

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新居の購入&外構工事に、二人目の出産…と、人生の大きなイベント&出費が重なるサエさん(おめでたいことは続くものですね!)。家計を守るために、どこにポイントをおけばいいのでしょうか?

少しでも貯蓄を増やしていくには、前回の水谷先生のアドバイス通り、「先取り貯蓄」を1日でも早くはじめることが大事になってきそうですが…。

「多めに入れていた生活費を、先取り貯蓄や子どもの教育資金ににまわしていくほかに、急なライフプランの変更に伴い見直した方がいいことがあれば教えていただきたいです」(サエさん)

水谷先生のアドバイス

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「二人目のご懐妊に、新型コロナウイルスの家庭内感染など、いろいろご苦労もあったなかで家計管理と向き合われていて素晴らしいです!

急なライフプランの変更に伴い、どんな選択肢をとれるのか把握しておくことが大切です。そのために必要なのは、収入アップと支出ダウン。どんなタイミングでどんな身動きができるのか把握しておきましょう。

サエさんの今の家計状況ですと、この3つをチェックしておくことをおすすめします」(水谷先生)

・夫、妻の今後の収入の見込みは?アップする方法はあるのか

・夫の奨学金がいつまでかかるのか(この分をいつから貯蓄に回せるかも大きい!)

・車を1台手放したら、いくらで売れるのか?(時価を把握しよう)

把握することからはじめよう!

家計診断を受けたサエさんの1ヶ月後。おめでたいニュースにほっこり嬉しくなりましたし、水谷先生のアドバイスを受けて着々と前に向かって進んでいる様子が伝わってきて感激しました。

人生は予想外なことだらけ。むしろ計画通りにいくことの方が難しいのかもしれません。
だからこそ、“選択肢を把握することが大切”という水谷先生の言葉に深くうなずいてしまいます。

自分や家族の将来のために、家計や収入を把握しておけば、選択肢を広げることだって可能です。把握することからはじめてみましょう!

さて次回は、3人目の塾生さんの家計診断をご紹介します。8月中の掲載を予定しておりますのでどうぞお楽しみに♡

マネー指導をしてくれたのは...

ファイナンシャルプランナー・水谷明日香先生

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株式会社エフピーウーマン 取締役
ファイナンシャルプランナー
キャリア・デベロップメント・アドバイザー

「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。

エフピーウーマンの公式サイトはこちら

イラスト / いのがしら

▼LOCARIマネー部「1000万円貯蓄塾」の記事はこちら

Vol.1

10年で1000万円貯める!30代夫婦の「ガチで貯まる家計」のつくりかた

メディアやSNSの貯蓄系テーマで目にする「1000万円」。1000万円貯めた人のやりくり術やアイデアを参考しながら、節約・貯蓄に励んでいる人もいるのでは。 でも、そもそもご自身の家計やライフプランを把握できていなければ、漠然としたままで計画的にはいきません。 そこでLOCARIマネー部では、限定企画「1000万円貯蓄塾(全6回予定)」をスタートします! 1000万円貯蓄に向けて企画に“塾生”として参加してくれるのは、3名のロカリ読者たち。 塾生たちの家計を診断&コーチしてくれるのは、メディアでも活躍しているファイナンシャルプランナーの水谷明日香先生です。賢く着実に1000万円を貯められるように塾生たちを導いてくださいますよ。 ライフスタイルや家族構成はさまざまですが、お金が貯まるヒントがたくさん詰まっているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
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Vol.2

「老後2000万円」はいつ貯める?30代から無理なく積み立てると安心なワケ

自分たちの家計に合った方法で、1000万円貯蓄を目指す限定企画「1000万円貯蓄塾」。 “塾生”として企画に参加してくれるロカリ読者といっしょに、あなたの家計を見直してみませんか?1000万円という金額が、現実的な貯蓄目標として変わるかもしれませんよ。
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