できたごはんを袋に入れて、こしょうや粉チーズと一緒に手でつぶします。こねたり潰したりは子どもたちの得意分野!みんないい笑顔で作業しています。
潰したごはんをまだ火の点いていないフライパンにあけて、袋ごと押して広げます。手も汚れなくてとっても合理的ですね♪
「押し麦入りミネストローネ」でも、缶詰をうまく取り入れます。
ミックスビーンズ缶はすでに豆に火が通っているので、大幅な時短に。さらにカットトマト缶を鍋に入れ、空になった缶を使って水を計れば缶に残ったトマトソースも無駄なく使いきれます。缶が計量カップ代わりになるアイデア、日々の料理にも活用できそうですね♪
「乾パンdeティラミス風デザート」は、その名の通り乾パンを使って作ります。なんと、備蓄食材のなかでもっとも賞味期限切れの廃棄率が高いのが"乾パン"なんだそうです。
乾パンにコーヒーシロップを吸わせたものを、クリームや缶詰のみかんと重ねていきます。大好きなデザート作りに、みんな真剣!
会場がいい香りで包まれ、あとは盛り付けて完成です。「お腹ペコペコで、早く食べたい~」の声も。
温かいうちに、いただきます♪
待ちに待った試食タイムです!できたての温かいうちに頂きましょう。
おいしくできてるかな~?
「ごはんのピザ、カリカリでおいしい~」「パプリカきらいだったのに、たべられたよ!」との声が。子どもたちも自分で作った料理おいしさはひとしおの様子。野菜を切ったり自分で炒めたりすると、料理にも愛着がわくよね♪
ママたちからは「缶詰のミックスビーンズは加熱時間が短くて便利!」「ティラミスも乾パンを使っているなんて思えない。本物のティラミスみたい。」と感動の声が続々。
そして、説明のときに先生が作っていた「お湯ポチャごはん」も試食しました。今回は、高野豆腐を使った麻婆豆腐をかけた豪華版。もちろん、高野豆腐も"お湯ポチャ"の調理方法で完成させます。実際に食べてみると、ポリ袋を湯せんして作ったとは思えないほどしっかりした炊きあがり。しかも袋ごと器にのせれば洗い物の必要もありません。
上品な味付けの煮物にすることが多いいつもの高野豆腐とは違い、ごはんが進む味付けに「これ、おいしいから毎日食べたい!」「おうちでもつくって~」と、子どもたちにも大好評。
「高野豆腐だから味がしっかりしみていて、おいしい。汁気がないからお弁当にもよさそう!」というママらしいアイデアも飛び出しました。
料理を撮影しながらの楽しい交流会も
ランチのあとは、macaroniが準備した食器やリネンを使って、スタイリング&撮影タイム。
ガラス張りで光が差し込む会場は、「料理がよりおいしそうに撮影できる」とみなさんシャッターを切る手が止まりません!
撮影しながらも、インスタグラムのアカウントを交換し合ったり、子どもたち同士でお話したりと和気あいあいです♪
子どもたちからは「おままごとでやってたことが、ほんとうにできてたのしかった!」「おうちでもおてつだいするね」の声が聞こえてきて、ママも先生もほっこり。。
今回「防災レシピ」がテーマでしたが、子どもたちに料理が楽しいと感じてもらったり、食べ物に興味をもってもらったことが最大の収穫だったようです。
日頃の備えでいざという時も安心♪
災害時には、いつもと違う環境で、心もからだも弱ってしまうもの。そんなときに温かいごはんを食べれば、ほっと落ち着くんです。"もしも"は起こってほしくないけれど、"もしものごはん"を覚えていて損はありません。
今回の料理教室を通じて、ママと子どもたち、それぞれの目線で防災レシピについて考えられたようでした。みなさんも備蓄食材を見直し、日々のごはんに少しずつ生かしてみてくださいね。
災害時の調理法や日ごろからできる備えを紹介する、東京ガスの防災レシピ「日々のごはんともしものごはん」は、東京ガスのホームページから無料でダウンロードできます。