卵以外の材料を、すべて混ぜ合わせます。
3. フライパンに平らに入れる。
冷たいフライパンに、お好み焼きを焼くときのように平らに広げます。
4. 菜箸で混ぜながら炒める。
平らに広げてから、火をつけて炒めていきます。火加減は中火です。菜箸で優しく混ぜながら炒めましょう。
※木べらだと、ごはんを潰してしまい、べちゃっとなってしまうことがあります。
5. 溶き卵を加えて炒める。
ごはんは5~7分ほど炒めていると、パラパラになります。
パラパラになったら木べらに持ち替えます。ごはんを寄せてスペースを作って、溶き卵を加えます。
卵がよい感じに固まったら、そのまま10秒ほど待ちます。
※10秒待つことで卵の底にしっかりと火が入り、卵がはがれやすくなります。
卵をくずしながら全体を混ぜ合わせます。
6. 味を調えて完成!
味見をします。足りなければ塩コショウで調整し、完成です!
【盛り付けのポイント】
ボウルなどの器にチャーハンを詰めて、丸く形を整えて盛り付けましょう。形がかわいらしいだけではなく、熱が逃げにくく最後までアツアツのまま食べることができますよ。
チャーハンをパラパラに仕上げるコツ
マヨネーズで簡単にパラパラに!
チャーハンをパラパラに仕上げるためには、ごはんを卵で満遍なくコーティングする必要があります。混ぜ合わせるのに手こずってしまうと、卵に火が通ってしまい、ごはんと一体にならず結局べちゃっとなってしまうのです。
マヨネーズを使うと、一度に卵と油でごはんをコーティングすることができます。炒めている間に油が溶けだしてくれるので、焦げ付きにくく簡単に炒めることができます。
硬めに炊いたごはんがベスト!
ごはんは、固めに炊いたものがベスト。通常の水分量で炊いたごはんは、冷やごはんにするとよいですよ。水分が抜けてくれるので、固めに炊いたような状態になってくれます。
そして、ごはんは必ず温かいものを使います。冷えたままでは混ざりにくく、塊になってしまう原因にもなります。
あおる必要はなし!
プロの料理人は、チャーハンを作るときに中華鍋をあおっているイメージがありますよね。これは中華料理店の火力では、あおらないと焦げてしまうためです。
ご家庭の火力では、あおる必要はありません。フライパンが火が離れて温度が下がってしまうので、かえってパラパラになりにくくなります。
菜箸を使って、中火で炒める
木べらなどでは、どうしてもごはんを潰してしまいがちです。ごはんが潰れると粘り気が出て、べちゃっとなってしまいます。
菜箸を使って優しく混ぜ合わせましょう。そして、菜箸で満遍なく混ぜるには2人分くらいまでが限界です。一度に作るのは2人分までにします。それ以上の量を作るときは、フライパンを分けて作るとよいです。
火力は、中火くらいがちょうどよいです。強すぎると焦げてしまい、弱すぎても時間がかかってしまいます。
野菜を使う際の注意点
野菜を使う際の注意点を、種類ごとに紹介します。野菜は基本的に、炒めすぎると水分が出てくるので、加熱は最小限にすることがポイントです。
・レタス
余熱で火が入るので、全体に混ぜ合わせるだけでOK。
・もやし
ごま油を熱し、強火で炒めます。30秒ほど炒めたら塩コショウで下味をつけて、取り出しておきましょう。仕上げに加えます。
・キャベツ
大きめにカットする場合は、もやしと同様に。千切りや細切りの場合は、仕上げに加えて炒めます。
・ねぎ
あまり水分は出ませんので、そこまで気にする必要はありません。シャキシャキ感と辛さを楽しみたいなら仕上げ加えて、サッと混ぜ合わせるだけにします。
・漬物
キムチや高菜などの漬物を使う際は、しっかりと汁を切ってから使います。