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初心者でもパラパラ!「チャーハン」基本の簡単レシピをプロが直伝

レシピ

チャーハンの作り方を、調理師である筆者が詳しく教えます!パラパラ&本格的な味付けにするためのコツも伝授。簡単なコツでいつものチャーハンがワンランクアップするんです。いつもの材料でおいしいチャーハン、作ってみませんか?

調理師 製菓衛生師 kii

Photo by kii
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卵以外の材料を、すべて混ぜ合わせます。

3. フライパンに平らに入れる。

Photo by kii
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冷たいフライパンに、お好み焼きを焼くときのように平らに広げます。

4. 菜箸で混ぜながら炒める。

Photo by kii
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平らに広げてから、火をつけて炒めていきます。火加減は中火です。菜箸で優しく混ぜながら炒めましょう。

※木べらだと、ごはんを潰してしまい、べちゃっとなってしまうことがあります。

5. 溶き卵を加えて炒める。

Photo by kii
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ごはんは5~7分ほど炒めていると、パラパラになります。

パラパラになったら木べらに持ち替えます。ごはんを寄せてスペースを作って、溶き卵を加えます。

Photo by kii
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卵がよい感じに固まったら、そのまま10秒ほど待ちます。

※10秒待つことで卵の底にしっかりと火が入り、卵がはがれやすくなります。

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卵をくずしながら全体を混ぜ合わせます。

6. 味を調えて完成!

Photo by kii
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味見をします。足りなければ塩コショウで調整し、完成です!

【盛り付けのポイント】

ボウルなどの器にチャーハンを詰めて、丸く形を整えて盛り付けましょう。形がかわいらしいだけではなく、熱が逃げにくく最後までアツアツのまま食べることができますよ。

チャーハンをパラパラに仕上げるコツ

マヨネーズで簡単にパラパラに!

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チャーハンをパラパラに仕上げるためには、ごはんを卵で満遍なくコーティングする必要があります。混ぜ合わせるのに手こずってしまうと、卵に火が通ってしまい、ごはんと一体にならず結局べちゃっとなってしまうのです。

マヨネーズを使うと、一度に卵と油でごはんをコーティングすることができます。炒めている間に油が溶けだしてくれるので、焦げ付きにくく簡単に炒めることができます。

硬めに炊いたごはんがベスト!

ごはんは、固めに炊いたものがベスト。通常の水分量で炊いたごはんは、冷やごはんにするとよいですよ。水分が抜けてくれるので、固めに炊いたような状態になってくれます。

そして、ごはんは必ず温かいものを使います。冷えたままでは混ざりにくく、塊になってしまう原因にもなります。

あおる必要はなし!

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プロの料理人は、チャーハンを作るときに中華鍋をあおっているイメージがありますよね。これは中華料理店の火力では、あおらないと焦げてしまうためです。

ご家庭の火力では、あおる必要はありません。フライパンが火が離れて温度が下がってしまうので、かえってパラパラになりにくくなります。

菜箸を使って、中火で炒める

木べらなどでは、どうしてもごはんを潰してしまいがちです。ごはんが潰れると粘り気が出て、べちゃっとなってしまいます。

菜箸を使って優しく混ぜ合わせましょう。そして、菜箸で満遍なく混ぜるには2人分くらいまでが限界です。一度に作るのは2人分までにします。それ以上の量を作るときは、フライパンを分けて作るとよいです。

火力は、中火くらいがちょうどよいです。強すぎると焦げてしまい、弱すぎても時間がかかってしまいます。

野菜を使う際の注意点

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野菜を使う際の注意点を、種類ごとに紹介します。野菜は基本的に、炒めすぎると水分が出てくるので、加熱は最小限にすることがポイントです。

・レタス
余熱で火が入るので、全体に混ぜ合わせるだけでOK。

・もやし
ごま油を熱し、強火で炒めます。30秒ほど炒めたら塩コショウで下味をつけて、取り出しておきましょう。仕上げに加えます。

・キャベツ
大きめにカットする場合は、もやしと同様に。千切りや細切りの場合は、仕上げに加えて炒めます。

・ねぎ
あまり水分は出ませんので、そこまで気にする必要はありません。シャキシャキ感と辛さを楽しみたいなら仕上げ加えて、サッと混ぜ合わせるだけにします。

・漬物
キムチや高菜などの漬物を使う際は、しっかりと汁を切ってから使います。

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