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道具からレシピまで完璧!「手作りパン」完全ガイド

手作りパンのレシピを、トースター、オーブン、ホームベーカリー、炊飯器、フライパンの5つの道具別でご紹介します。パン作りに必要な道具や、作ったパンをおいしく保存する方法についても見ていきます。これを読めば、手作りパンについてはバッチリです♪

調理師 製菓衛生師 kii

手作りパンにチャレンジ!簡単時短レシピも。

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手作りパンにチャレンジしましょう!手軽にチャレンジできるレシピから、本格レシピまで、さまざまなレシピをご用意いたしました。発酵やベンチタイムが短く短時間で作れるレシピ、オーブンを使わないで焼けるレシピなど、手軽に作れるレシピもたくさんありますよ。

パン作りに必要な道具についても見ていきますので、パン作りにチャレンジしてみたいと思っている方も必見です。せっかく作ったパンを、おいしく保存する方法についてもご紹介します。これを読めば、手作りパンを100%楽しめますよ♪

では、まずはパン作りに必要な道具から見ていきましょう。

パン作りに必要な道具をチェック!

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パン作りをする上で必要最低限な道具は、下記の通りです。

デジタルスケール、計量カップ、計量スプーン、温度計、ボウル、ゴムベラ、布巾、カード、ペストリーボード、めん棒、オーブン用の手袋、ケーキクーラー、専用の型(食パンやクロワッサンなどを作る場合)

デジタルスケール、計量カップ&スプーン

パンは材料の量に少し誤差があるだけでも、仕上がりに差が出てしまいます。はかりは、1g単位で測れるデジタルスケールを使いましょう。計量スプーン(大さじ、小さじ)、計量カップで計量するときも、正確に計量してくださいね。

温度計、ボウル、ゴムベラ、布巾

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温度計:水や牛乳などの材料の温度管理や、生地の温度をはかるときに必要です。

ボウル、ゴムベラ:材料を混ぜ合わせたり、こねたりするときに使います。

布巾:水でぬらして硬く絞って使います。パン生地の発酵時やベンチタイム時に、パン生地が乾燥しないようにかぶせます。生地に糸くずがつかないような材質のものを使うとよいですね。

カード

ボウルについたパン生地をきれいにとったり、パン生地を分割したり、パン生地にドライフルーツやチョコなどを混ぜ込んだりするときに使います。

パン生地はとてもデリケートです。パン生地を乱暴に引っ張ったりちぎったりすると、ふくらみが悪くなってしまう原因に。カードを使って優しく扱いましょう。

めん棒

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パン生地を伸ばすときに使います。木製の麺棒を使うときは、生地がめん棒にこびりつかないように粉をふってから使います。

表面に凹凸がついた「ガス抜きめん棒」というものもあります。パン生地内の空気(ガス)を抜くのと同時に、パン生地を伸ばすことができる便利な道具です。

ペストリーボード

作業台となるボードです。パンをこねたり、パンを成形したりするときに使います。目盛りがついているものは、成形のときの目安にも◎

用意できなければ、まな板+滑り止めパッドでも代用OK。滑り止めパッドは、100円ショップでも購入できますよ。

オーブン用の手袋、ケーキクーラー、専用の型

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オーブン用の手袋:オーブンからパンを出したり、型からパンを取り出したりするときに使います。(やけど防止)軍手を2枚重ねてつけるでもOK。

ケーキクーラー:焼けたパンのあら熱をとるときに使います。

専用の型:食パンやクロワッサンを作るときには、そのパンの型も必要です。慣れてきたらいろいろな型を買って、さまざまなレシピにチャレンジするのも楽しいですよ。

おいしさをキープ!手作りパンの保存方法

保存するときの注意点

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乾燥してパサパサになったり、バターや小麦のよい香りが飛んでしまったり……パンは時間が経つほどおいしさが逃げてしまいます。できる限りはやめに食べるのがいちばんです。バゲットや食パンが時間が経って硬くなってしまったときは……フレンチトースト、ラスク、クルトン、パンプティング、パン粉などにすれば、おいしく使うことができますよ。

手作りの場合は、おいしさの面だけではなく、保存料を使っていないので腐敗の心配もあります。カビが生えたり、臭いがしたりするパンは、食べることができません。また、カスタードや生クリームを使っているパンで、長時間常温に保存したものも、食べることは避けたようがよいでしょう。

ラップや袋を使って常温保存する

パンを保存するときは、乾燥しないようにラップに包んだり、袋に入れて口を閉じたりして保存します。そして保存するときは、冷蔵庫で保存するよりも常温で保存したほうがおいしさをキープできるといわれています。

というのも、パンのおいしさを損なってしまう原因に「デンプンの老化」があります。このデンプンの老化は、常温よりも冷蔵庫の温度帯のほうが、はやく進んでしまうのです。しかし、カスタードや生クリームなどを使っていて、常温で保存して腐りやすいものは冷蔵庫で保存するようにしてくださいね。

はやめに冷凍するのがベスト!

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【ラップに包んでから保存袋に入れて冷凍】
できるだけ早いうちに冷凍することが、おいしく冷凍保存するためのポイントです。食パンやバゲットなどの大きめのパンは、食べるときのサイズにカットしましょう。小さめのパンはそのままでOK。乾燥しないようにラップで1個ずつ包み、ファスナーつきの保存袋に入れ冷凍します。パンは臭いを吸収しやすいので、しっかりと密封するようにします。

【冷凍保存に適さないパン】
生クリームやカスタードクリームは、解凍すると水分が出てしまったり食感が変わってしまったりします。基本的に、あんこやクリームなどのフィリングが入ったものを冷凍することは避けましょう。

バターロールやクロワッサンなど、バターをたっぷり使ったパンは、油焼けの心配があるので、長期間の冷凍は避けてください。バターのよい香りも逃げていくので、はやめに食べましょう。

【食べるときは、自然解凍してトースター】
冷蔵庫で自然解凍し、予熱したトースターで焼きなおします。バゲットやベーグル、食パンなど、霧吹きで水を吹き付けても大丈夫なパンは、焼く前に霧吹きで表面に少し水を吹きつけましょう。冷凍している間に乾燥したパンが、しっとりふっくらと焼きあがります。

解凍の時間が取れない場合は……電子レンジで10秒ほど加熱して解凍し、オーブントースターで焼きます。加熱しすぎると硬くなってしまうのでお気をつけください。

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