失敗しちゃった…原因と対処法
芯が残る・すっぱい
甘酒を作るときは温度管理が重要です。55℃~60℃で発酵させることが基本ですが、芯が残る場合は温度が50℃以下になっている可能性があります。
周囲の温度や、炊飯器によっては、フタを開けたままの保温では温度が下がってしまうこともあるようです。温度が下がりすぎてしまうときは、一度フタををして温度の調節が必要です。
甘くならない
麹菌が作るアミラーゼという酵素がお米のでんぷんを分解し甘みを出してくれることで、甘酒は甘くおいしくなります。甘味が出ない場合は、酵素が作用していないことが考えられます。
酵素は60℃の温度で活発になりますので、温度が高すぎると甘味が出ず、逆に酸味が出てしまいます。温度の上がりすぎにも注意し、途中で何度かかき混ぜることも忘れずにおこないましょう♪
腐敗臭や茶色の変色
温度管理と同じくらい大切なことが道具の殺菌です。かき混ぜるときのしゃもじや、温度計、炊飯器のフタの代わりに乗せる布巾など、きちんと殺菌されたきれいなものを使います。
甘酒は麹菌を活発に働かせることで発酵させて作りますが、府は異臭がする場合は違う雑菌が発酵し増えている可能性があります。その場合は念のためも含め、食べないのが安全ですよ。
自分に合った作り方を!他のおすすめレシピ5選
1. 自家製玄米甘酒
玄米を使った健康レシピです。お米で作るときと同じように、玄米でおかゆを作ってから炊飯器で発酵させて作ります。
玄米の甘酒をベースに、クッキーや蒸しパンなどを作ってもおいしくできるので、たくさん作って冷凍保存をおすすめ。お米で作るときと同じように甘みもありますよ♪
2. 切り餅消費で甘酒
切り餅が余ったときなどに作りたいお餅を使ったレシピです。お米だけよりも甘さが濃厚で、スイーツのような味わいと、ミルクティのようなほっこりした色合いが特徴です。
最近では個包装したものは賞味期限が長く、意外と冷蔵庫に残っている切り餅。お米だけの甘酒に飽きたら、ぜひチャレンジしてみてください。
3. 柿の甘酒
お米は使わず、柿を入れて作るちょっと変わった甘酒です。柿の甘味と麹が以外にもよく合い、デザートとしてもいただけます。
生姜とお湯で割って飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、アレンジもいろいろと楽しめそうです。栄養をおいしくたっぷりいただける柿甘酒は、ぜひ覚えておきたいレシピ♪
4. 黒米甘酒
黒米ともち米をブレンドしたきれいな色合いが魅力の甘酒です。もち米1合に対し、黒米大さじ2を入れることで、薄い赤紫に色づきとても綺麗♪
ちょっとしたデザートとして、ヨーグルトと合わせるとよく合いますよ。おもてなしにも優しい味わいが喜ばれそうなひと品です。
5. 米麹とお湯だけで作る甘酒
お米を使わず米麹とお湯だけで作る簡単レシピです。甘酒の手作りはなんとなく大変そうと思う人も、とりあえずこちらのレシピに挑戦してみてください。
簡単でもしっかりと麹の味と栄養が生きているので、美容と健康に甘酒を始めてみたいという人にもぴったりです。一度作ってみれば満足間違いなしですよ♪